久しぶりの投稿になります。げんしぃ和尚です。 IBM ThinkPad X23に、WindowsXPProとVine26.r4を入れておりましたが、 空きのパーティションにVine3.0を入れてみましたところ、これまで遭遇した ことのない状況になりました。MLにもwebにも見当たらないのでご報告です。 その状況とは、WinXPを入れたパーティションがアクティブであるにも関わらず 起動してくれないというものです。Win98の起動ディスクにて立ち上げ後、 fdiskで改めて、アクティブパーティションとして再設定してやることで直り ました。 以下、その経緯です。もし、Vine3.0を入れて共存のOSが起動出来なくなった 場合の参考にして頂ければと思います。 /dev/hda2にWindowsXP /dev/hda9にVine2.6r4 で、Vine2/6r4のliloは/dev/hda9に入っており、XPのローダから起動して います。 今回は/dev/hda7にVine3.0をフルインストールしました。 liloはもちろんMBRではなく、/dev/hda7に入れました。 起動ディスクを作る為に、FDを一枚用意していたんですが、作成の操作をする こともなく、インストールが終わってしまいました。 これじゃぁ、Vine3.0が起動出来ないなぁ、と思いながら再起動をしたところ、 「OS」が見つからないといった内容のエラーが。 起動ディスクを作る過程もなかったし、誤ってMBRを壊したのだろうかと 思い、 ・Win98の起動ディスクから「fdisk /mbr」->変わらず ・WinXPのインストールCDで立ち上げ回復コンソールから「fixmbr」->変わらず ・Win98の起動ディスクから、fdiskをすると確かに/dev/hda2(c:\)が アクティブになっているものの、他に手段を思いつかないので、上書きでも する気分で、/dev/hda2(c:\)をアクティブに指定->復旧 元の環境(XPとVine2.6r4)は復旧したものの、Vine3.0が起動出来ないのは 変わらないので、起動ディスクを作成するのを選択し忘れたんだろうと、 2,3度インストールして、その度に再現しました。 Vine3.0のインストーラは何をしてくれたんでしょうかw こんなこと初めてです。いつもどおりfdiskで/dev/hda7をext3にフォーマット しただけなんですが・・・ テキストインストーラにバグがあるようですが、GUIベースで行いましたし。 (ウルトラベースのCDから起動しGUIインストール) もしかしたら、win98の起動ディスクを使わなくても、vineのfdiskで/dev/hda2 をアクティブに指定すれば直るのかも知れませんが、Linuxのfdiskでやった ことはないので、今回も試してはいません。 それと結局、Vine3.0では起動ディスクが作成されないんですね。 ・Vine3.0インストール ・Win98起動ディスクで起動後、fdiskでパーティションをアクティブ化 (表示上はアクティブになってるんだけど・・・) ・WindowsXPにてGRUBを持ってきて、GRUBの起動ディスク作成 ・GRUBの起動ディスクからVine3.0を起動 ・「dd if=/dev/hda7 of=bootsect.vine30 bs=512 count=1」して これをWinXPから見れるパーティションに保存 ・WinXP起動後、bopt.ini中で、bootsect.vine30を記載 これでようやく既存環境と共存が完了。 GRUBを使ったことが無かったので、これが手間でした。 次期の3.1では ・もし、上記のアクティブパーティションの件でバグがあるなら修正して 欲しい。 ・起動ディスクをインストーラで作成するようにして欲しい ・*-develはともかく、カーネルソースぐらいは入れて欲しい と思いました。 以上