今日は、高瀬です。 From: Masa Takahashi <masa@xxxxxxxxxxxxxxxxxxx> Subject: [vine-users:068946] Re: Alsaの不具合 Date: Tue, 30 Nov 2004 00:21:57 +0900 > つい先程、似たような症状を経験し、当初のALSA-1.0.6(a)インストール > 直後の不具合の原因(と思われる)可能性を見つけました。 > たぶん、以下のような内容でなかったかと思われます。 > > 1)ALSAのインストール直後や(1.0.5で見られた)不具合等により、 > モジュールが組み込まれなかった場合等に音声の設定は"ミュート"という > 状態で /etc/asound.state に書き込まれます。 > (value false と書かれている箇所) > > 2)alsamixer にてボリュームを設定しても、おそらく左上の所には > "Item: Master [Off] "と表示されている(いた)と思われます。 > > という事で、何度設定し直しても、基本的に"ミュート"な状態でボリュームの > 設定を行なっているので、起動し直す度に"ミュート"な状態に戻ってしまった > のではないか?と推測されます。 私もこれまでの不具合の原因をいろいろ考えましたが、上のように分類して説 明されると、よく理解できました。根本的な原因は、 1)でご指摘の、何かの理由で "モジュールが組み込まれなかった場合等"にあっ たのではないか、と思われます。 その結果、rebootの度毎にalsaconfの設定と、2)でご指摘のalsamixerによる ボリュームの設定が必要になりました。その際、"Item: Master" はOKだった のですが、PCMが "Item: PCM [Off]"でミュートになっているので、この項目 だけを90に設定する必要に迫られました。 > alsamixer の使い方は詳しくないのですが、通常 OSS互換なので普通にGUI上で > 音量の調節と"ミュート"の解除を行なえばOKだったのではないかと思われます。 > (GNOMEの環境の場合は右上にあるスピーカのアイコンを右クリックする事で > 行なえます) alsamixer でPCMのボリューム修正は何度もやりましたが、"Item: PCM [Off]" の表記は全然修正されず、RealPlayerを動かすと、折角90にしたPCMの目盛が 即座に0に戻ってしまいました。それで止むなく、/etc/modules.cofに "alsactl restore"を追加して、難を避けたような次第です。 今回、これが不要になって気付くことは、恐らく今回、モジュールが正常に組 込まれたのではないかと想像します。"sudo depmod -a Ent"した時に、一瞬、 間が空き、たように感じました。それまでの不具合の時には、"sudo depmod -a Ent"しても、反応がなく、すぐにシェル・プロンプトに戻っていたようで した。 何故、これまでモジュールが正常に組込まれなかったのか、については、もう 私の能力を超えた課題で、分析できません。 それにしても、重ね重ねのご助言、ありがとうございました。お蔭で、思考方 法が少しずつ論理的、分析的になってきたように感じます。これからも、よろ しくご指導ください。 --- 高瀬