田添 一哉と申します。 【 Satoru Otsubo 】さんが 【 Tue, 22 Mar 2005 14:10:03 +0900 】に書かれた 【 [vine-users:071038] HD 交換の報告及び質問 】のメールに対する返信で す。 > 1) new HD をIDE の primary secondary に接続して、new HD を IDE は通常2系統用意されているわけですが、第一の系統を Primary 、第二 の系統を Secndary と呼びますさらに系統ごとに主となるデバイス(Master)と 従となるデバイス(Slave)が接続できます。これをデバイス名と合わせて整理 すると、下記の通りとなります。等幅フォントでご覧ください。 Primary ------- Master (/dev/hda) | +----------- Slave (/dev/hdb) Secondary ----- Master (/dev/hdc) | +----------- Slave (/dev/hdd) 今回の場合、Primary Slave に接続されたことになりますので、/dev/hdb と 認識されているといえます。 > (他の質問) 今回は同じマシンにて HD を交換しましたが、MB が壊れる等に > より、 old HD 又は これをコピーしたnew HD を新しいマシンに入れる場合も > あると思います。この場合に、どのようになるのでしょうか? 自動的に kudzu > により新しい hard ware を検知してそのドライバを入れて行き、新らしいマ > シンで問題なくこのHDは動くのでしょうか ? 私は借腹インストールと呼んでいますが、FDD しかないとか、CD-ROM から起 動できない場合などに、本来使う予定のマシン以外に HDD を持っていき、そち らで Linux をインストールしておき、本来の PC に戻してから、必要な変更処 理を行う、ということはよく行います。 内蔵 NIC などは、設定変更が必要となることが多いですが、基本的なデバイ スであれば、起動時に認識され直すものも多いです。特に HDD ドライバなどは 、起動時に再確認しているようで、Intel チップセットを使用している PC で設 定したものを VIA チップセットを使用している PC に持っていったところ、VIA のドライバを正しく組み込まれました。 X Window System や Sound Device などは、手動対応が必要ですので、借腹機 上では、X Window System を設定しない、という手もよく使います。 ----+----1----+----2----+----3----+----4----+----5----+----6----+----7 田添 一哉 (Tazoe Kazuya) URL http://www.thinkpad-lover.org/ PC:ThinkPad T41 OS:TurboLinux 10F mailer:Sylpheed 1.0.3