菊池@越谷です。 At Tue, 17 May 2005 17:02:27 +0900, Osamu Masuda wrote: [...] > その際は、既存のフォルダを削除して、再度解凍して、make > installという最初と同じ手順を踏むということで正解ですか? 削除しないくて大丈夫だと思います。 make する前に make clean すれば、たいてい以前のバイナリは 削除されますので、その後に make すれば OK です。 > またこの時にkernel-headers、kernel-sourceの更新が必要に > なるのはなぜでしょうか? いわばカーネルに依存する「ドライバ」なので、カーネルのソースと ヘッダファイルを読み込むからです。 > 今回はaptでkernelバージョンを指定してインストールしlilo.conf > を編集しました。その際にとりたたてなぜ必要かを意識せずに > 上記のkernel-headers、kernel-sourceはaptで更新しましたが、 > この辺の必要性についてご教授頂けると幸いです。 カーネルに依存するプログラム(ドライバ等)のコンパイルが必要なければ、 kernel-heaers,kernel-source はなくても大丈夫です。 上記ファイルには、そのカーネルのバージョン・リリース番号が 書かれていますので、ドライバ類をコンパイルする際にはその番号を 読み込んでコンパイルされます。 kernel-source や headers のバージョン・リリースが古いまま コンパイルすると、その古いバージョン用のドライバができてしまい、 新しいカーネルでロードしようとすると「カーネルとドライバの バージョンが合わない」と怒られロードに失敗します。 カーネルに依存するプログラムのコンパイルが必要な環境でしたら、 カーネル本体のバージョンアップと一緒に source,headers の バージョンアップが必要です。 なんか分かりにくい文章ですみません。 -- 菊池 順一