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[vine-users:076050] Re: Xerox DocuPrint C2221 の設定方法

  • From: Eitetsu Oomoto <oomoto@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:076050] Re: Xerox DocuPrint C2221 の設定方法
  • Date: Mon, 5 Feb 2007 18:33:25 +0900
京都産業大学の大本です.

当方の学内にて,DocuPrint C2220をVineLinuxから印刷に利用しています.
C2221と機能的にはほぼ同等で,C2221はlpdに加えてIPP経由の印刷方式をサポートしているようです.ちなみにIPPはHTTP上に構築されたプリンタ制御用のプロトコルですね.

At 0:36 AM +0900 07.2.5, Sato Masahide wrote:
>プリンタをCUPSで既に稼働させてまして、今後のことも
>考えるとあまりお薦めではないという御意見でもあるよ
>うなので、やはり、別売ソフトウエア(UNIX Filter)の購
>入を行おうと思いました。

まず前提条件として,C2221の追加オプションである「PostScriptソフトウェアキット」の装着が必須と思います.MacOS XでもCUPSプリントシステムを使っていますが,MacOS Xクライアントから印刷する際には,このキットが必須なようです.

当方でVineLinuxからC2220(lpdサポート)へ印刷させるための手順は,ざっと以下のようだったと思います.
#GUIでの設定方法は,知りません.ごめんなさい.

-----ここから-----
1.プリンタのネットワーク関連を設定
利用したいDocuPrint C2220(Postscriptソフトウェアキット付)を設定(以下は,一例)

プリンタ名:myprinter0
IPアドレス:192.168.0.5
lpdプロトコルを受け付けるように,C2220本体の設定パネルより設定
説明書は以下より入手可能
	http://www.fujixerox.co.jp/service/manual/index.html

2.PPDファイルを準備
Xeroxのサイトより,
	http://download.fujixerox.co.jp/postscript/postscript.html
PPDアーカイブ(Windows自己解凍形式)を取得し,展開してC2220用PPDファイル(FX22PX26.PPD)を抽出

PPDファイルがSJISコードで書かれているようだったので,VineLinuxのCUPSが漢字コード交じりのPPDファイルを正しく扱えるか自信が無かったので,英訳してASCII文字列に置き換え,作成したPPDファイルを適当なディレクトリに配置.例えば,
	/tmp//tmp/FX22PX26.PPD
などに置く.
#EUCコードなら大丈夫なのかしらん?

3.root権限にて以下のコマンドラインを実行してプリンタを登録

/usr/sbin/lpadmin -p myprinter0 -E -D 'Fuji Xerox DocuPrint C2220' -P /tmp/FX22PX26.PPD -v lpd://192.168.0.5/lp

登録したプリンタをデフォルトプリンタにしたければ,以下をroot権限で実行
/usr/sbin/lpadmin /usr/sbin/lpadmin -d myprinter0

正常にプリント出来るかどうかを一般ユーザでテスト
a2ps sample.txt | lpr -P myprinter0

-----ここまで-----


DocuPrint C2221はIPPサポートのようですから,XeroxサイトからC2221用PPDファイル(FX21PX24.PPD)を取得して用いて,プロトコルをlpdで行くなら上記の通り,或いはIPPで行くなら設定コマンドを

/usr/sbin/lpadmin -p myprinter0 -E -D 'Fuji Xerox DocuPrint C2221' -P /tmp/FX21PX24.PPD -v ipp://192.168.0.5/lp

という具合で実行すれば,設定できるような気がします.

以上,参考までに

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京都産業大学 工学部情報通信工学科  大本 英徹
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