京都産業大学の大本です. 当方の学内にて,DocuPrint C2220をVineLinuxから印刷に利用しています. C2221と機能的にはほぼ同等で,C2221はlpdに加えてIPP経由の印刷方式をサポートしているようです.ちなみにIPPはHTTP上に構築されたプリンタ制御用のプロトコルですね. At 0:36 AM +0900 07.2.5, Sato Masahide wrote: >プリンタをCUPSで既に稼働させてまして、今後のことも >考えるとあまりお薦めではないという御意見でもあるよ >うなので、やはり、別売ソフトウエア(UNIX Filter)の購 >入を行おうと思いました。 まず前提条件として,C2221の追加オプションである「PostScriptソフトウェアキット」の装着が必須と思います.MacOS XでもCUPSプリントシステムを使っていますが,MacOS Xクライアントから印刷する際には,このキットが必須なようです. 当方でVineLinuxからC2220(lpdサポート)へ印刷させるための手順は,ざっと以下のようだったと思います. #GUIでの設定方法は,知りません.ごめんなさい. -----ここから----- 1.プリンタのネットワーク関連を設定 利用したいDocuPrint C2220(Postscriptソフトウェアキット付)を設定(以下は,一例) プリンタ名:myprinter0 IPアドレス:192.168.0.5 lpdプロトコルを受け付けるように,C2220本体の設定パネルより設定 説明書は以下より入手可能 http://www.fujixerox.co.jp/service/manual/index.html 2.PPDファイルを準備 Xeroxのサイトより, http://download.fujixerox.co.jp/postscript/postscript.html PPDアーカイブ(Windows自己解凍形式)を取得し,展開してC2220用PPDファイル(FX22PX26.PPD)を抽出 PPDファイルがSJISコードで書かれているようだったので,VineLinuxのCUPSが漢字コード交じりのPPDファイルを正しく扱えるか自信が無かったので,英訳してASCII文字列に置き換え,作成したPPDファイルを適当なディレクトリに配置.例えば, /tmp//tmp/FX22PX26.PPD などに置く. #EUCコードなら大丈夫なのかしらん? 3.root権限にて以下のコマンドラインを実行してプリンタを登録 /usr/sbin/lpadmin -p myprinter0 -E -D 'Fuji Xerox DocuPrint C2220' -P /tmp/FX22PX26.PPD -v lpd://192.168.0.5/lp 登録したプリンタをデフォルトプリンタにしたければ,以下をroot権限で実行 /usr/sbin/lpadmin /usr/sbin/lpadmin -d myprinter0 正常にプリント出来るかどうかを一般ユーザでテスト a2ps sample.txt | lpr -P myprinter0 -----ここまで----- DocuPrint C2221はIPPサポートのようですから,XeroxサイトからC2221用PPDファイル(FX21PX24.PPD)を取得して用いて,プロトコルをlpdで行くなら上記の通り,或いはIPPで行くなら設定コマンドを /usr/sbin/lpadmin -p myprinter0 -E -D 'Fuji Xerox DocuPrint C2221' -P /tmp/FX21PX24.PPD -v ipp://192.168.0.5/lp という具合で実行すれば,設定できるような気がします. 以上,参考までに -- 京都産業大学 工学部情報通信工学科 大本 英徹 E-mail: oomoto@xxxxxxxxxxxxxxxxxx Tel: 075-705-1904 (Dial In) (*^.^*) (*^_^*) (*^o^*) (*^.^*) Fax: 075-705-1914