proftpd.conf 中の DefaultRoot ディレクティブでディレクトリ移動が制限さ れているユーザーに関するログの日時がローカル時間(日本なら JST)ではなく GMT 時間(日本時間からマイナス九時間)で記録される、という問題でしょうか? だとすると、それは以下のようなことが原因です。 proftpd がロケールを取得するのに /etc/localtime を読み出そうとするので すが、ディレクトリ移動が制限されているユーザーでは /etc/localtime を読 み出せずロケールの取得ができないので、GMT 時間で記録されることになりま す(ちなみに、承認が済む前の nobody のうちはディレクトリ移動が制限され ておらず /etc/localtime を読み出せるので、ローカル時間で記録されます)。 proftpd を xinetd 経由で起動させている場合は /etc/xinetd.d/proftpd 中 に下記の一行を追加して問題を回避できます。 env = TZ=JST-9 # 日本時間の場合 それ以外の場合(proftpd を standalone や inetd 経由で起動)の回避策は、 私も不勉強なのでちょっと思い付きません。/etc/localtime を DefaultRoot で指定してあるディレクトリにコピーしてやればなんとかなりそうな気もしま すが、下手をするとユーザー毎にそうしてやらないといけないような気も……。 -- 熊倉勉 <kumakura@xxxxxxxxxxxxxx>