長南です。 当たっているかどうかはわかりませんが、ふと思いついたので。 芳賀さんのメールより [vine-users:077349] > > USB接続の PX-V630 (ドライバは、avasys.jp からダウンロードした > "pips-pxv630-Redhat9-3.0-CLGE.tgz" を使用)へ、以下のコマンド > を使用して、プレーンテキストファイルを印刷しました。 > $ lp -o page-left=30 .bashrc > request id is px-v630-89 (1 file(s)) > 印刷自体は正常に、かつ問題無く行われます。しかし左マージン > が8mmしか確保できません。 > 一方 > $ mpage -1 -m60l40r25bt .bashrc > a.ps > $ lp a.ps > とすると、希望どおりの左マージンが確保できます。 > > "-o page-left=30" がどうして効かないかについて、アドバイスを > いただけませんでしょうか。 1 inch が 72 points、30 points だと 10.5 mm ぐらいですか。 8 mm という結果は、オプションの効果があったのかどうか、微妙だと 思います。しかし、-o page-left=30 が実際に働いていないとして、 その理由を考えてみると−− /etc/cups/mime.convs でテキストファイルの処理の部分を見ると、 こうなっています。 application/x-cshell application/postscript 33 cjktexttops application/x-perl application/postscript 33 cjktexttops application/x-shell application/postscript 33 cjktexttops text/plain application/postscript 33 cjktexttops text/html application/postscript 33 cjktexttops つまり、日本語テキストも PS 形式に変換してくれるようになっている わけです。そして、/usr/lib/cups/filter/cjktexttops を見ると、 mpage を使って、こんなふうに処理している。 LC_ALL=ja_JP mpage -b$PAPERSIZE -1 -o -f -m18lr36bt -P- "$INPUT" mpage へ -o page-left=30 が渡っているようには見えません。 ところで、Vine 3.2 の /etc/cups/mime.convs では、テキスト処理の 部分はこんな具合でした(日本語のテキストは扱えなかった)。 application/x-cshell application/postscript 33 texttops application/x-perl application/postscript 33 texttops application/x-shell application/postscript 33 texttops text/plain application/postscript 33 texttops text/html application/postscript 33 texttops lp のオプション -o page-left=30 が渡るのは、すなわち有効なのは、 texttops なのではないでしょうか。ただの思いつきですけれど。 -- 長南洋一