堀田@長崎市です。 今年度末に、勤務先である大学の情報演習室環境の更新を予定していま す。端末はWindows Vista Business と Linux のマルチブートです。 Windows を使う場合、ローカルディスクはディスク保護(リブートした ら元に戻る)を施し、個人データは Sambaサーバ上に置かせるという運 用です。ただし移動プロファイルまでは考えていません。 このサーバ上の個人データ領域を、Linux 側からはホームディレクトリ としてマウントします。 Linux におけるディストリビューションの選定としては、端末側は日本 語環境で一日の長があり、容量もコンパクトな Vine Linux (今なら 4.2?) を考えています。サーバ側は、新しい目のパッケージが使えて Fedora パッケージからのポーティングも楽なCent OS を考えています。 サーバ側(Cent OS)のSamba で指定する Unix charset は、世の中の流 れからして(?)UTF-8 だと思っていますが、Vine側のデフォルトはご存 知の通り EUC-JP です。ホームディレクトリは NFS+LDAP でマウントし ようと思っていましたが、NFS にはエンコーディング変換の機能がなさ そうなので、このままだと漢字のファイル名で問題が出そうです。 そこで、Vine 側/Samba 側のエンコーディングをどうしたものか、迷っ ています。smbmount ならエンコーディングの自動変換ができるようで すが、NFS と比べて重そうな気もするし…。 そこでおたずねですが、(/etc/sysconfig/i18n を変えるというレベル で)Vine を UTF-8 で動かしている方がいらっしゃいましたら、使用感 を教えていただけないでしょうか。どれくらいのアプリケーションが (リビルドせずに)問題なく使えているのか、問題が出たアプリケーシ ョンにはどういうものがあったか、を知りたいです。 Vine 側の UTF-8の対応状況次第で、Vine 側を UTF-8 でがんばるか、 samba 側を EUC-JP にするかの判断材料にしたいと思います。もちろん こちらでも検証しますが、先人の知恵もお借りしたいと思いました。 よろしくお願いします。 -- HOTTA Michihide <hotta@xxxxxxxxxxxxxx>