長南です。 まず、二義的なことから。 宮尾さんのメールより [vine-users:078053] > > # more /etc/clamd.conf で > LocalSocket /var/run/clamav/clamd > となっており、ソケットも/var/run/clamav/に有ったので > # ls /var/run/clamav/ > clamd= > # more /etc/amavisd.conf も下記のように合わせてあります > ['ClamAV-clamd', > \&ask_daemon, ["CONTSCAN {}\n", "/var/run/clamav/clamd"], > こういう事ですよね? はい、そうです。宮尾さんの場合は、/var/run/clamav/clamd でよさそう です。Vine の clamav パッケージでは LocalSocket /tmp/clamd.socket になっていたはずなので、clamav は本家から最新版をもらってきたと いうことでしょうか。 > > # amavisd-new-2.5.2-JP.tgz のインストーラ amavisd_install.sh は > > # /etc/amavisd.conf のパーミッションを 555 にしますが、なんで > > # 444 じゃないんでしょう。とにかく、amavisd.conf を編集した > > # ときは、w ビットを立てたままにしないように気を付けること。 > > と言われますと・・・chmod 555 /etc/amavisd.comf の方が良いという事ですか? > 555 だと編集が出来ないので、現在私は 755 にしています。 実行ファイルでもない amavisd.comf に実行ビットを付けるのは なんでだろうと疑問に思っただけです。 また、パーミッションを 755 にすると(644 でも)、当方では /var/log/maillog に次のようなメッセージが出て、amavisd の起動に失敗します。 Feb 16 09:56:22 gojo amavis[2650]: (!!)FATAL: Config file "/etc/amavisd.conf" is writable, UID 101, EUID 101, EGID 102 102 102 Feb 16 09:56:22 gojo amavis[2650]: (!!)TROUBLE in pre_loop_hook: SECURITY PROBLEM, ABORTING at /usr/sbin/amavisd line 7809. Feb 16 09:56:22 gojo amavis[2650]: (!)_DIE: Suicide () TROUBLE in pre_loop_hook: SECURITY PROBLEM, ABORTING at /usr/sbin/amavisd line 7809.\n 宮尾さんのところではメールのヘッダに > X-Virus-Scanned: amavisd-new at *************.jp と付くそうですから、amavisd は動いているのでしょう。わたしの ところとどうして違うんだろう。amavisd-new のバージョンは、どちらも 2.5.2-JP で同じはずだし。perl モジュールのバージョンが違うからという ことはありえますね。わたくしは CPAN からもらってきましたから。 とにかく、ps ax を実行して amavisd が動いていることを念のため 確認してください(clamd や spamd が動いていることも)。 動いていれば、パーミッションがどうであれ、問題ないんじゃないで しょうか。 > あーあーあ、そうですね。そういえば点数を指定してやるところが > /etc/mail/spamassassin/local.cf ありましたね。 > 私のは default のまま 5.0 に設定してあります。 > required_score 5.0 いや、amavisd が動いているとき、メールに Spam 関係のヘッダを 付けるのは amavisd の仕事ですから、/etc/amavisd.conf の以下の 部分の方です。 # SPAMメールに関する設定? $sa_tag_level_deflt = 0; # add spam info headers if at, or above that level $sa_tag2_level_deflt = 6.2; # add 'spam detected' headers at that level このへんの詳しいことは、amavisd-new の公式ページにある Documentation や Tips and FAQ を見てください。どこに書いてあるか 探すのに骨が折れますけれど。 > > また、/usr/share/doc/spamassassin-3.1.8 にある sample-japanese-local.cf > > を /etc/mail/spamassassin/local.cf と入れ換えると、かなり利口になったと > > 記憶しています(/etc/mail/spamassassin/README.vine を読むこと)。 > > やってみます。 今ちょっと試してみたら、/var/log/maillog に次のようなメッセージが ぞろぞろと 86 行も出ました。もっとも、デフォルトの local.cf を 使っていても、同じようなメッセージが 3 行出ますけれど。 Feb 16 10:32:49 gojo spamd[2593]: rules: meta test KTC_UKGEO has undefined dependency '___KOREATAIWANCHINA' ........ Feb 16 10:32:50 gojo spamd[2593]: rules: meta test DYN_HAJIMETE has undefined dependency '___DYNAMICIP' Feb 16 10:32:50 gojo spamd[2593]: rules: meta test DYN_WAGAMAMA has undefined dependency '___DYNAMICIP' わたしが Vine の spamassassin を常用していたのは、Vine 3.x の ころでしたから、バージョンが上がって、sample-japanese-local.cf は そのままでは使えなくなったのかもしれません。記憶だけで書いちゃ いけませんね。 > 教えていただいたとおり、$sa_tag_level_deflt = -10 に設定してみたのですが > ヘッダにspamassassin等と言った情報が付加されないのですが、大丈夫なんで > しょうか? さあ、どうなんでしょう。amavisd の再起動はしましたか。 そのメールに対して、 spamc < そのメール | less を実行したら、score がいくつになりますか。 $sa_tag_level_deflt = -99 にするとか。あるいは、mail コマンドで subject に生の EUC-JP を入れてみるとか。それでも、以下のような ヘッダが付かなかったら、どこかおかしいと思います。 X-Spam-Flag: NO X-Spam-Score: 0.267 X-Spam-Level: X-Spam-Status: No, score=0.267 tagged_above=0 required=6.2 tests=[AWL=0.068, NOTINCONTENTTYPE=0.2, NO_RELAYS=-0.001] -- 長南洋一