長南です。 わたしのメールもかなり説明不足だったようです。 田辺さんのメールより [vine-users:078200] > > 正直言って私はちょっと理解できないのですが、 > ご指示のとおり、mount /dev/sdb /dev/floppyとしたのですが、 dmesg の出力なり、/var/log/messages のログなりは調べましたか。 USB フロッピーが /dev/sdb になるとは限らないのですから、一応は 調べるべきです。 > 何らエラーは出ませんでした。 ls /mnt/floppy はやってみましたか。 > 勿論、UDB-FDが機能しているときですが。 > 再度同じことをすると、エラーとなります。 どんなエラーが出たのですか。 うーん、ほんとうに徹夜で朦朧となさっていたようですね。メールの 文面がかなり意味不明です。目が覚めてから、ゆっくりお書きになれば よかったのに。それでも、解読してみると−− 田辺さんは、おそらくこんなふうになさったのだろうと思います。 1) まず USB フロッピードライブにディスクを差し込んだ。 2) フロッピーがきちんとマウントされて、アクセスできるように なったかどうかを ls /mnt/USB_Floppy_Drive-sdb などで確かめずに、 3) mount /dev/sdb /mnt/floppy を実行した。エラーが出ず、マウントに 成功したらしい。 4) ls /mnt/floppy をやったら、ファイルの一覧を見ることができた。 5) umount /mnt/floppy でアンマウントした。 6) ls /mnt/USB_Floppy_Drive-sdb をやってみた。結果はどうでしたか? 7) もう一度 mount /dev/sdb /mnt/floppy を実行した。今度は 「mount: /dev/sdb は マウント済か /mnt/floppy が使用中です」 というエラーが出た。 理由はわかりませんが、supermount というのは、そういうもののようです。 supermount でマウントしたデバイスに一度 ls などでアクセスする前に、 mount コマンドでそのデバイスを別のマウントポイントに二重にマウント すると、マウントに成功して、後でやったマウントの方が有効になる。 ところが、supermount で自動マウントしたデバイスに一度でもアクセス した後で、mount コマンドでそのデバイスを二重マウントしようとすると、 「マウント済云々」のエラーになる。 そんなわけですから、確実を期するなら、自動マウントがうまく行か ないときも、一度デバイスをアンマウントしてから、手動マウントを するべきなようです。つまり、 umount /mnt/USB_Floppy_Drive-sdb mount /dev/sdb /mnt/floppy とにかく、この方法は、自動マウントがうまく行かないときの「その場 しのぎ」にはなると思います。根本的な解決をなさろうというのなら、 やっぱり kernel を 2.6 系にするよりないのではないでしょうか。 長くなるので、理由は書きませんが、自動マウントがときどきおかしく なるのは、kernel 2.4 系の自動マウントの限界のような気がします。 -- 長南洋一