長南です。 梅田さんのメールより [vine-users:078692] > > > rpm [vine] http://updates.vinelinux.org/apt 4.2/$(ARCH) main plus > > updates nonfree > > 今、見直したら、編集し直し、記憶があいまいだったので、元のファイルと > 違い、[vine]がURLにくっついていました。 > 再び、編集して、URLに半角の空白を入れると・・・ > > ----- (中略) ----- > > aptはちゃんと、動作しました。 [vine]http: となっていたのを [vine] http: と、間にスペースを入れたら、 apt-get が正常動作したということですね。問題が解決して結構でした。 以下長い蛇足ですが、おそらくこういうことだったろうという、わたしの 想像を書いておきます。用語は不正確かもしれません。 1) マシンの時計が狂っていたために、vine-keyring パッケージの インストールが不完全であり、Vine リポジトリの公開鍵のキイリング (たぶん /usr/lib/rpm/gnupg/pubring.gpg だと思う)が正常に 作成されなかった(わたしが昨夜試してみたところでは、pubring.gpg の サイズが 0 になるとはかぎらないようです)。 2) それ故、apt-get を実行すると、「File was not signed with a known key ...」とエラーになった。 3) システムの時計を修正した。 4) 公開鍵のキイリングが不正なままなので、apt-get が相変わらずエラーになる。 5) sources.list のエントリから [vine] の文字を削除した。 6) リポジトリの署名のチェックをしなくなったので、apt-get に成功。 7) 2008/4/5 に vine-keyring は更新されている。それ故、apt-get upgrade を したとき、新しい vine-keyring が入った。しかも、今度はインストールが きちんと完了したので、正常な公開鍵のキイリングが出来た。 8) sources.list のエントリに [vine] を書き込んだが、[vine]http: と 続けて書いてしまったので、apt-get するとエラーになった。エラーの 内容は「E: 不正なライン 10 がソースリスト /etc/apt/sources.list に あります (vendor id)」というもの。 9) sources.list のエントリを [vine] http: と修正。今度こそ、apt-get に成功。 結局、NONAKA さんがおっしゃったように、時計の修正と sources.list の エントリから一度 [vine] を削除することが必要だったわけです。 梅田さんの場合は、リポジトリの方で vine-keyring の更新が行われて いたので、[vine] のない状態で apt-get upgrade することで、[vine] を 書き戻しても apt-get が正常に動作するようになりました。 でも、もし vine-keyring の更新がなかったとしたら、署名のチェックを 利用するためには、vine-keyring を意識的に再インストールする必要が あったのではないかと思います。 -- 長南洋一