こんにちは。芝です。 横からすみません。 > ネットワークがつながっていないことはないでしょうか? > (新規インストールの)Vine Linux 5.0 からは NetworkManager による管理になっています。 > そのため、ユーザが GUI でログインしてから接続されるものと思われます。 > 当方の場合、Vine5.0を新規インストールしていて、NetworkManagerも入って いますが、GUIでログインしなくても、システム起動時にネットワークが起動 (eth0が活性化)されます。 ただ、環境によっては、立上りが遅いことがあるようです。 具体的に言いますと、小生はショップブランド製AMD64マシンに導入していま すが、最初、x86版でインストールして、bindも入れていました。システム起動 時に、bindを自動起動するように設定していたのですが、何故か、システム起動 時のみ、bindがeth0のアドレスを認識してくれない事象に遭遇しました(起動時 のログで、「listening on IPv4 interface lo, 127.0.0.1#53」は出ているので すが、「listening on IPv4 interface eth0, 192.168.0.xxx#53」が出ていませ んでした)。システム起動後に、/etc/init.d/named restartを実行すると、 ちゃんとeth0のアドレスも認識してくれました。 起動時のログをみてみると、NetworkManagerの実行と並行してサービスの起動 がされているように見えましたので、タイミングの問題ではないかと思い、試し に「/etc/init.d/named」の中の最初のところに「sleep 10」を入れてみたとこ ろ、システム起動時でもbindがeth0を認識してくれるようになりました。 その後、わけあって、x86_64版をインストールし直したのですが、x86_64版で は「sleep 10」を入れなくても、システム起動時からeth0を認識してくれまし た。なので、今は困っていません。 推測するに、マシンのスペック等によっては、eth0の立上りが遅いことがある のではないかと思います。当方の事例はnamedですが、ネットワーク起動タイミ ングという点では、ntpでも同じことが起こる可能性があるかと思います。 rc.localの実行タイミングはサービスの起動より後なのでしょうから、異なる原 因かもしれません。 あと、vineとは全く関係ないですが、当方ではブロードバンドルーターの設定 をオンデマンド接続としており、これだと、ntpの時刻同期要求が、ほぼ確実に 失敗します。ルーターがネットワークに接続している間にタイムアウトするよう です。タイムアウト値の調整方法もあるのかもしれませんが、「ntp.conf」の ntpサーバーの定義で「burst」(「iburst」でもよい?)を指定することで回避 しています。ntpdateの場合は、 -tでタイムアウト値を調整することで回避でき るかもしれません。 そのほかでは、ブロードバンドルーターのセキュリティ設定によっては、時刻 同期要求に対する外部ntpサーバーからの応答が、ルーターのSPI防御で異常パ ケットと判定されて破棄されてしまうこともありました。 ほとんど「はずれ」のような気もしますが、以上、ご参考になれば幸いです。 芝