あらいさん、コメントありがとうございます。 > 私は、4.2 の頃から /etc/modprobe.d/sound というファイルを作ってサウン > ドカードの設定を書いています。5.0 になったら、modprobe.d のファイルは > *.conf という名前でないと認識されなくなりましたね。 別の 4.2 がインストールされているマシンで確認できました。 私は今までノートばかり使っていたので複数のサウンドカードをセット する機会がなく、今回はいろいろ勉強になります。 > 私のサウンドカード関連の設定は、こんな感じです。 > > $ cat /etc/modprobe.d/sound.conf > alias snd-card-0 snd-usb-audio > alias sound-slot-0 snd-usb-audio > options snd-card-0 index=0 > alias snd-card-1 snd-ens1371 > alias sound-slot-1 snd-ens1371 > options snd-card-1 index=1 実はここが疑問なのですが、sound.conf で複数のサウンドカードが 設定されているときに、どちらが「優先」されるのが Vine 的に 正しいのでしょうか。私の場合は先に申し上げたように、二つの カードが認識されていますが、sound.conf に登場するのは1つです。 $ cat /etc/modprobe.d/50-sound.conf alias snd-card-0 snd-cmipci alias sound-slot-0 snd-cmipci $ cat /proc/asound/cards 0 [CMI8738 ]: CMI8738 - C-Media CMI8738 C-Media CMI8738 (model 37) at 0x2000, irq 5 1 [I82801BAICH2 ]: ICH - Intel 82801BA-ICH2 Intel 82801BA-ICH2 with YMF753 at irq 5 lspci -v はこんな感じです。 00:1f.5 Multimedia audio controller: Intel Corporation 82801BA/BAM AC'97 Audio Controller (rev 12) Subsystem: NEC Corporation Device 8154 Flags: bus master, medium devsel, latency 0, IRQ 5 I/O ports at 1400 [size=256] I/O ports at 1800 [size=64] Kernel driver in use: Intel ICH Kernel modules: snd-intel8x0 02:0d.0 Multimedia audio controller: C-Media Electronics Inc CM8738 (rev 10) Subsystem: C-Media Electronics Inc CMI8738/C3DX PCI Audio Device Flags: bus master, medium devsel, latency 64, IRQ 5 I/O ports at 2000 [size=256] Capabilities: <access denied> Kernel driver in use: C-Media PCI Kernel modules: snd-cmipci > > また Vine 5 では Gnome メニューの システム > 設定 > ハードウェア > > > サウンド で、入出力デバイスの欄でボードが選べるようになっています。 > > 手元のマシンでは二つのボードがちゃんと現れています。 > > ここでどちらかを選択するか、あるいは先の 50-sound.conf に適切な記述 > > があれば大丈夫だということになりそうです。 > > この辺りの処理の仕組みがよくわからないのでなんとも言えませんが、 > 50-sound.conf に書いたものがここに出てくるのではないかという気もします。 > 実際にはどうなっているのでしょう。 私の場合は 50-sound.conf は自分で作ったのではなく Gnome メニュー で 選択した結果だったように思います(たぶん)。 5.0 からは PulseAudio という新しいサウンドツールが導入されていて、Gnome メニュー のサウンド設定もこれを介して管理しているのかもしれませんね。 他のディストリなどではしばらく前から話題になっているようです。 http://sourceforge.jp/magazine/07/11/06/0153202 ここの ML でもサウンド関連でいくつか報告があるようですが、この PulseAudio の振る舞いを理解するのがポイントでしょうか。 http://ml.vinelinux.org/vine-users/msg29558.html http://ml.vinelinux.org/vine-users/msg29768.html --- 栗山雅俊 At Tue, 19 Jan 2010 14:31:16 +0900 (JST), ARAI Shun-ichi <hermes@xxxxxxxxxxxxxxx> wrote: > > あらいです。 > > 参考までに、私の環境での設定をお知らせします。 > > > 代わりに同じディレクトリの 50-sound.conf という名前のファイルに > > サウンドカードの記載があります。 > > 私は、4.2 の頃から /etc/modprobe.d/sound というファイルを作ってサウン > ドカードの設定を書いています。5.0 になったら、modprobe.d のファイルは > *.conf という名前でないと認識されなくなりましたね。 > 私のサウンドカード関連の設定は、こんな感じです。 > > $ cat /etc/modprobe.d/sound.conf > alias snd-card-0 snd-usb-audio > alias sound-slot-0 snd-usb-audio > options snd-card-0 index=0 > alias snd-card-1 snd-ens1371 > alias sound-slot-1 snd-ens1371 > options snd-card-1 index=1 > > sound-slot-? という記述が今も必要かどうかはよくわかりません。 > このマシンには USB Audio の SB-DM-LXV と、PCI のカードが付いています。 > 後者を lspci -v で見るとこんな感じです。 > > 01:0a.0 Multimedia audio controller: Ensoniq 5880B [AudioPCI] (rev 02) > Subsystem: Ensoniq Sound Blaster 16PCI 4.1ch > Flags: bus master, slow devsel, latency 32, IRQ 18 > I/O ports at c200 [size=64] > Capabilities: [dc] Power Management version 1 > Kernel driver in use: ENS1371 > Kernel modules: snd-ens1371 > > 今の環境ではどうかわかりませんが、4.2 の頃 USB Audio のデバイスを追加 > したら、立ち上げる度に認識順が変って困りました。これは、index の記述に > より解決しました。 > > > また Vine 5 では Gnome メニューの システム > 設定 > ハードウェア > > > サウンド で、入出力デバイスの欄でボードが選べるようになっています。 > > 手元のマシンでは二つのボードがちゃんと現れています。 > > ここでどちらかを選択するか、あるいは先の 50-sound.conf に適切な記述 > > があれば大丈夫だということになりそうです。 > > この辺りの処理の仕組みがよくわからないのでなんとも言えませんが、 > 50-sound.conf に書いたものがここに出てくるのではないかという気もします。 > 実際にはどうなっているのでしょう。 >