工藤です。 梅田さん、はじめまして。 既にIWAIさんとYamamotoさんが反応しているのですが、 便乗する形で。 # ある意味自分の考えを表明しておく機会にもなりますし。 > <本投稿の結論> > > 次期バージョンアップ以降においても、インストールメディアCD版の維持をお願い致します。 > CD版インストールメディアの維持については、 私としては現在のところあれば利用者にとっては有益だと思っています。 古いPCの場合はCDドライブしか搭載していないだろうと思いますので。 ただし、今後の状況次第ではなくなってもやむを得ないかと。 昨今のPCでDVDドライブを搭載していない機種はどんどん減っていくであろうと 予想されるからです。 > ※古いハードに新しい命を吹き込む事>Vineの存在意義。 > これは確かにIWAIさんが指摘される通りだと思います。 Project Vineではこうした存在意義を明確に掲げているわけではないはずです。 # LinuxやBSD全般がWindowsのオルタナティブな側面を持っていないとは # 言いませんが… > <例として:この提案でどれだけ、減量出来るかは分かりませんが> > > ・Gimp→画像処理編集に関してプロ並みの機能。一般人は使いこなせるものでは無いのでは > 同じような議論がUbuntuでなされたようです。 Ubuntu 10.04で GIMPはデフォルトインストールとならない見込み - スラッシュドット・ ジャパン http://slashdot.jp/it/09/11/20/1459253.shtml >標準搭載から外された理由として、 >GIMPが一般ユーザによっては使われないプロ用のアプリケーションであること、 >UIが複雑すぎること、デスクトップユーザにとって画像編集はF-Spotで >充分であるということ、ディスク容量を使うことなどが挙げられたという。 GIMP使いからすればその機能自体は無料で入手できるアプリでは かなり優れたものです。 # PhotoShopもしばしば使っていますが、 # 一部機能はPhotoshopに迫るものがあります。 しかし、使いやすさという点では及第点に及びません。 プロ向けとしても分かり辛いです。 # GIMPチームも認識している問題点ではあります。 以上の点からすれば、提案は首肯できるものではあります。 ただし、Ubuntuでは代替手段としてF-Spotを用意することを想定しているため、 仮にVineでも将来的にGIMPを削るなら何か代替手段を用意しておく必要が あると思います。 > ・Emacs→初心者ユーザーはGeditが一番。中・上級ユーザー、脱初心者レヴェルのユーザーは必要なら勝手にDL(apt)出来る > viも同様だが、こちらは小さなソフト。入るなら、無理やり削除しなくとも良い 現在CD版にはGeditは入っていません。代りにleafpadが入っています。 viは削るのはどうでしょうか。恐らくどのBSD系UNIXやLinuxディストリビューションでも viは初期から入るものだと思います。 障害が発生した場合、大抵設定ファイルを編集するために使うものでしょうから。 なお、CDに初期から入れるか入れないかという問題を考える際には ユーザーに利用可能という情報をどう伝えるかということも考える必要があると思います。 # 上の/.のコメントにもありますが、使いたければapt-getすればいい、というのは # その存在を知っている人だけが言えることでしょう。 # 現在のVineにはv-a-iがあり、これを活用するということが一つの案ですが、 # v-a-iの存在をもう少し前面に出す(初期デスクトップに配置するとか)なり # 改良したりする必要はあるかも知れません。 また、次期バージョンについては以下のページについてもご覧ください。 Vine6/Software -- VineSeed http://trac.vinelinux.org/wiki/Vine6/Software やや煩雑かつ取りとめのないものになってしまったかも知れませんが、 何か資する点があれば。