On Sat, 1 Jun 2002 20:49:09 +0900 hiris <hiris@xxxxxxxxxxxxxxx> wrote: > > この ttyS5 が気になります。 > > PB2400 はシリアルポートが付いているので > > ttyS[01] は埋まっています。 > > モデムなどのカードを挿すと普通は ttyS2 になる筈です。 > > 今の環境はインストールしなおした状態です。 > で、KX-PH405 も MC-6550 も最初に差したときから ttyS5 になっていました。 やはり kernel 側の問題でしょう。 Vine2.5 にして kernel-2.4 をお使いください、と言いたいのですが、 PB2400 は kernel-2.4.18-0vl1[45] では問題が在るので簡単には勧められません。 一応 2.4.19-pre4-ben0 base の安定した kernel を用意してはいるのですが、 まだ纏めるには中途半端なので Vine のパッケージには出来ずにいます。 そこで VineSeed の kernel22-2.2.20-0vl10 を入れて戴いて、 それに kernel22 用に用意しました pcmcia-cs-3.1.33-pmac を用いてください。 1) kernel22-2.2.20-0vl10 kernel22-headers-2.2.20-0vl10 kernel22-source-2.2.20-0vl10 を rpm -ivh してください。 2) /usr/src/linux を /usr/src/linux-2.2.20 向にシンボリックリンクを張り直します。 # cd /usr/src # rm linux # ln -s linux-2.2.20 linux 3)config を実行します。 # cd /usr/src/linux-2.2.20 # cp configs/kernel-2.2.20-ppc.config . # make oldconfig dep (ここで少しだけ # make vmlinux を実行する必要があるかもしれません。) 4)pcmcia-cs を make する。 http://www.ike-dyn.ritsumei.ac.jp/~tkoba/linuxppc/kernels/ から pcmcia-cs-3.1.33-pmac.tar.bz2 を持って来て、 を適当なディレクトリに展開して make します。 $ tar zxvf pcmcia-cs-3.1.33-pmac.tar.bz2 $ cd pcmcia-cs-3.1.33-pmac $ make config ここでいろいろ訊かれるので kernel source tree の撰択をする。 $ make all # make install 5)/etc/pcmcia 以下の設定ファイルを書き換えます。 これで 2.2.20 で起動し直せばうまく行くと思います。 尚、pcmcia-cs-3.1.33 は kernel-2.4 で 一寸した問題が見つかっているのでまだパッケージ化していません。 kernel-2.2.18 pcmcia-cs-3.1.24 での組み合わせで 原因を探る余裕がありませんので上の組み合わせでお願いいたします。 小林泰三