こんにちは、よしのぶです。 Yuuzaki Masahiro wrote: > > 勇崎 昌宏(user-key.)です。 > > 仕事場にNT3.51が動いていたCOMPAQのPROSIGNIA 300が埃をかぶっていて > 使っても良いってことだったので、VineLinux2.5を入れてサブ機にしようと > したのですが、 > You do not have enough RAM to install > Red Hat Linux on this machine. > press <return> to reboot your system. > となりインストールが出来ません。 > > メモリーは増設して有って、208M載っているのですが、NTでは問題なく > 認識していますが、Linuxのインストーラでは16M程しか認識していない様なのです。 > > インストーラでのメモリーの認識が誤っていると思うのですが、 > どのようにすればliloのappendの設定で`append="mem=207M"'とする様に > kernelパラメータとして渡せるのでしょうか? おおっ、お仲間がいました。まったく同様の問題につい先日、出会いました。 うちは、96MB積んでます。Vine1.1、2.0、2.1.5、では、BootPromptで 教えてやればダイジョブだったのですが、2.5ではそれがうまくいきません。 正確にはVineの問題というより、kernelの問題というか仕様です…?。 > #インストールが出来ていれば、liloのパラメーターとして渡せるのに… で、結論です。インストールしてもVine2.5のkernel-2.4.18-0vl3には PROSIGNIA 300で16MB以上のRAMを認識させることはできません(ボクはできて いません)。これは、kernelにパラメータが渡されていないからではなく、kernel がBIOSが教えてくれた値より大きい値を受け取った時は、その値を無視するからです。 試しに16MBより少ない値を教えてやったら、ちゃんとその値は認識されました。 BootPrompt-HOWTOとかには、あんな脅かし気味に書いてあるのに、随分と世の中、 親切になったものですね。 ちなみにボクは、PROSIGNIAに2.5をインストールするのに手近にあった、kernel 2.4.2-ac20で新たにインストールディスクをつくりなおしてインストールしました。 少なくとも2.4.2-ac20ではBootPromptでBIOSが教えてくれる値よりも大きいRAM を認識させることができました。 このやり方は、bootdiskやinitrdを手作りするのとまったく同じなので、もし、やって みたいときは、Bootdisk-HOWTOなどを参考にしてみてください。インストールディスクの なかで大切なのは、結局、そのなかのinitrdだけなので、とにかく問題のないkernelを bootして、インストールディスクからもってきたinitrdを展開させれば、あとは勝手に インストールが始まって終ります。また、2.5に特有の仕様(?)として、instimageは iso9660のファイルシステム中にはありません。instimageは、cramfsの中にあるよう なのでkernelの設定では何らかの形で有効にしておいてください。 さて、ボクのPROSIGNIA 300はどうなったかというと、ビデオカードは、tiRAMDACの Stealth64(S3-968)なのですが、IBMのRGB52xが認識できないとか言ってXが立ち上が りません。だから、RAMDACはIBMじゃなくて、tiだって言ってるのに…。RAM同様、 教えてやっても無駄でした。PROSIGNIAには、2.1.5が同居していて、あまり無理でき ないので、2.5の本格稼働はもうしばらく後になりそうです。 -- よしのぶ yoshino@xxxxxxxxxxxxxxxxx