長南です。 お役に立ったようで、うれしく思っています。 須々木さんのメールより [vine-users:058487] > > > #!/bin/bash -login > > ここでついに大正解でした!!!!!! > 上記設定の書き足し、及びファイル先頭のこの項目の修正で見事に > 漢字変換が可能となりました。 きちんと説明すると、ものすごく長くなるので、ほんのちょっとだけ。 このおまじない(sh ではなく、bash のスクリプトにすること)は、 Vine の X 起動スクリプト――つまり /etc/X11/xinit/xinitrc.d/setime ――を利用して X で日本語を使えるようにする場合、必要になるのです。 /etc/profile.d 以下のファイル、中でも lang.sh と ime.sh をシェルの 起動時に読み込んでおいてもらうためなんですが。 ところで、Vine の Xsession 以下は、ユーザーがウィンドウ・ マネージャーや仮名漢字サーバーを自由に選べるように、かなり 複雑な構造になっています。そこで、ウィンドー・マネージャーと 仮名漢字変換を決め打ちにして、簡単な骨組みだけの Xsession を 書いてみました。実用には不十分でしょうが、ご参考まで。 #!/bin/sh --login xrdb ~/.Xresources xmodmap /etc/X11/xinit/Xmodmap # 日本語キーボードなら Xmodmap.jp LANG=ja_JP.eucJP XMODIFIERS="@im=kinput2" kinput2 -canna -cannaserver localhost & export LANG XMODIFIERS exec wmaker xdm と wdm で試しましたが、こんな簡単なものでも一応 WindowMaker が 起動し、日本語が使えます。wmaker の部分を gnome-session や startkde にすれば、Gnome や KDE も動くのではないでしょうか。 -- 長南洋一 cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx