菊池@春日部です。 At Sun, 20 Jul 2003 16:57:18 +0900, Masutoyo Kawamura wrote: [snip] > Vine にかぎらず、他の Linux でも xfs が 残っているのは、 > なぜでしょうか。 ローカルの X では、Font Path に実際のフォントのあるパスを XFree86Config(-4) に記述しておけば、フォントサーバ(xfs)を 使わなくてもフォントを表示できます。当然ですね。 なので xfs は起動する必要はないでしょう。 では、ネットワーク上の他のマシンから X アプリケーションを 利用する場合ではどうでしょうか? 他のマシンが同じフォントを持っていればいいですが、持って いない場合です。 Vine だったら CR 版と FTP 版の違い、Linux と Solaris 等の OS 自体の違い、Windows 上の PC X サーバ等々。 同じフォントが無ければ、代わりのフォントが使われたり、表示 できなかったりして表示が崩れます。 フォントサーバ(xfs) を起動しておき、他のマシンのフォントパスに フォントサーバの(通常は)tcp 7100 番を最初に検索させれば、 同じフォントの表示ができるようになります。 # もちろん xfs の設定をきちんとしておく必要はありますが。 X がネットワーク透過性が高いと言われる理由の一部でもある と思います。 確か XFree86 をソースから make World すると、xfs もコンパイル される(XFree86 のソース全体に含まれている)と記憶しています。 # たしかソースが3つに分かれていたので、xfs なしの make も # できたような気もする…。 # つっこみ歓迎(^^; -- ;; X クライアント、X サーバ という表現は敢えて避けました。 ;; 僕の筆ではややこしくなりそうで(^^; 菊池 順一 <neuz@xxxxxx>