On Fri, 25 Jul 2003 19:06:19 +0900 Msashi Satoh <masas_heavy@xxxxxxxxxxxxxxx> wrote: 佐藤です。 > 根本解決にはなりませんが、/sbin/tune2fsの-cオプションや-iオプションで起 > 動時に定期的にチェックする設定にしてはどうでしょうか? 自宅のPPC機(ibook)のvine2.5を久しぶりに立ち上げて、/sbin/dumpe2fs | more でext3領域を確認してみたところ、 Mount count: 5 Maximum mount count: 35 Last checked: Fri Jul 25 01:48:47 2003 Check interval: 15552000 (6 mounths) になっていました。定期的にチェックする設定にはなってるみたいですね。これは インストール後、最大マウント回数も、チェックインターバルもいじってないマシ ンですので、インストール直後であれば大体同じ様な設定になっていると思われま す。このチェックインターバル(35回のマウント毎または半年に一度のfsck)で不安 があるようなら、/sbin/tune2fsを用いてインターバルを短くしてはどうかと提案 します。 ディスクチェックしていない間は、ディスクドライブ・ケーブル・メモリの故障や カーネルのバグによって、マークされたりエラーが出ることもなく、ファイルシス テムが破壊されることもあり得ます。不安定なシステムであればインターバルを短 くするのはそれなりに意味があると思います。 お役に立つか判りませんが、カーネルのバグでは、(AT機版の一般的なlinuxの話で すが)Linuxカーネル2.4.20(2.4.19でも)でext3を用いた場合に"data=journal"モー ドでマウントしたext3ファイルシステムに対しデータを書き込んだ後アンマウント すると、最後の30秒以内に書き込んだデータが損失してしまうというものが報告さ れています。また、"chattr-j"コマンドを利用している場合にも同様の現象が起こ るそうです。 -- ******************************************** 佐藤 正 (Masashi Satoh) masas_heavy@xxxxxxxxxxxxxxx http://www1.odn.ne.jp/masas_heavy/index.html ********************************************