On 2003.8.14, at 15:17 Asia/Tokyo, K.Iwamoto wrote:
(スレッドの内容から離れてしまいましたが)
ドライバによる動作の違いは確認しましたしこの件につきましては解決
しています。
やっぱり外してしまいましたか、、、。
導入初期のトラブルが予想されますので初めての方には薦められなくなってしまいました。
そうですか。VinePPCの場合は、Mac用LanCardを発売しているメーカーが現時点でもtulipなCardを使用する傾向が強いのでしばら
くは付き合わされそうです。(LanCardメーカーがMacOS Xオンリーの対応になってくれば話は変わるかもしれませんが、、)
e100、eepro100についても同じようなことが言えるかもしれませんがこ
ちらは使っています。
実は、私が使っていたIBM社製ThinkPad390Xがeepro100をオンボードで搭載していました。Vine2.1.5の頃、ネットワーク接
続がよく切断されるので調べてみたら、
『kernel-2.2.xのユーザーはe100を使え!kernel2.4.xのユーザーはeepro100でOK!』
といった情報があったように記憶しています。(Vineの場合、kernel-2.4.xになってからは不安定な要素は無くなったような気がします。)
ちなみにうちのサーバはPowerMacG3 DT233ですが、本体は10Base-Tの口しか無い為、via-rhineの100Base-T
PCI Cardのお世話になっています。(Melco製です)
このvia-rhineなCardも一時期は多数のメーカーがLanCardに採用していましたが、いまでは余り見なくなってしまい、代わりに評判の悪
い?通称『かにさんチップ』を載せたLanCardが巷に溢れています。もちろんこれはいずれも廉価版のLanCardでのことですが、、。(かつては
via-rhineも評判の悪いチップでした。それがkernelの進化でここまで安定するようになったのかと思うと、kernel開発者の皆さんには
頭が下がります。)
どうしても周辺機器への対応というのは難しいものだと思っています。国の違いや地域の違いで豊富に流通している機種や仕様が違ったりしますし、結局自分
で対策を探して来てなんとかしなければいけないのかと、最近思います。
『Linux対応』のシールに騙されて悔しい思いをしたことも何度もありますし、、。
Linuxに限らず、パソコン本体と周辺機器との関係は今過渡期に入っている様に思います。例えば某有名PCメーカーでは、ユーザーが自分で購入した
LanCardを付けただけで保証対象外にするそうです。さらに周辺機器だけでなくWindowsUpdateを実行したら保証対象外という話も聞きま
す。パソコンメーカーですらこれですから、Linuxの場合(特にi386版)では新規設計の周辺機器への対応は大変だと思います。ただし、USBや
IEEE1394のようにある程度の汎用性を持ったドライバの利用が可能になれば状況は若干改善されるでしょう。それに期待するしかないように思います。
私が、VinePPCを愛用する理由はMacがPCほどの拡張自由度が無い代わりに、Linuxマシンとして使用することに安心感を持てるからです。機
器構成が決まっているので比較的問題は起こりません。やがてはPCも各種規格&対応ドライバが統一されて、そういった方向に進のではないかと期待してい
るのですが、、、。
追記
でもVideoCardは駄目でしょうね、次々新規商品が出るから。これはX WINDOWの問題か、、。
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須々木俊太