長南です。 菊池さんや久保さんとほぼ同意見です。 最初は SCSI ハードディスクが付いていたとしても、前の持ち主の方が それを取り外して、IDE ディスクを二つ付けたのではないでしょうか。 別スレッドの宮尾さんのメールからですが [vine-users:062509] > > [root@web /]# /sbin/fdisk -l /dev/hda > ディスク /dev/hda: ヘッド 64, セクタ 63, シリンダ 1023 > ユニット = シリンダ数 of 4032 * 512 バイト > デバイス ブート 始点 終点 ブロック ID システム > /dev/hda1 1 66 133024+ 82 Linux スワップ > /dev/hda2 * 67 1023 1929312 83 Linux これが 2GB の WESTERN DIGITAL でしょう。/dev/hda なんですから、 IDE ディスクですよね。とすると、SCSI ディスクがあるとしたら、 10GB の方ということになるのでは。 二つとも IDE だとしたら、ハードディスクが壊れていず、接続がちゃんと してさえいれば、BIOS の設定画面で両方とも表示されるのではないで しょうか(片方が SCSI の場合どう表示されるかは、SCSI ディスクを使った ことがないのでわかりません)。 たとえば、うちのデスクトップの BIOS は 1996 年ごろの AMI なのですが (BIOS version 1.00.03.CN0T)、こんなふうに表示されます。 Primary IDE Master FUJITSU MPF3204AT Primary IDE Slave Not Installed Secondary IDE Master TOSHIBA CD-ROM XM- Secondary IDE Slave Maxtor 90576D4 また、前に寺西さんが [vine-users:062466] でおっしゃったことですが、 Vine 起動後に dmesg | less を実行したら、こういうところが出てきませんか(これはもちろんうちの 場合です)。 hda: FUJITSU MPF3204AT, ATA DISK drive hdc: TOSHIBA CD-ROM XM-6102B, ATAPI CD/DVD-ROM drive hdd: Maxtor 90576D4, ATA DISK drive ide0 at 0x1f0-0x1f7,0x3f6 on irq 14 ide1 at 0x170-0x177,0x376 on irq 15 blk: queue c032ebc0, I/O limit 4095Mb (mask 0xffffffff) hda: 40031712 sectors (20496 MB) w/512KiB Cache, CHS=2491/255/63, (U)DMA blk: queue c032f000, I/O limit 4095Mb (mask 0xffffffff) hdd: 11255328 sectors (5763 MB) w/256KiB Cache, CHS=11166/16/63, (U)DMA hdc: ATAPI 24X CD-ROM drive, 256kB Cache, DMA hda 以外にハードディスクの項目が見つかったら、それが二番目のハード ディスクです(上の例なら、hdd)。 SCSI ディスクが存在する場合は、dmesg の出力に sda とか sdb とかで 始まる行が現れるのではないかと思います(SCSI ディスクを使用したことが ないので、自信なし)。 BIOS でも dmesg でも二つ目のハードディスクの項が現れないのだとしたら、 ハードディスクが壊れているか、ジャンパ・ピンが間違っているか、接続が おかしいかではないでしょうか(私はハードディスクの電源ケーブルをつなぎ 忘れて、あせったことがあります)。 # ついでに、もう一つのスレッドについても触れておくと、 # 2GB のディスクに Vine をインストールしたのなら、私が前に書いた # 1024 シリンダー問題は、とりあえず心配する必要がありません。 # 私は 20GB だと思っていました。[vine-users:062511] で芳之内さんが # 書いていらっしゃるとおりにやってみて、それでどうか、ですね。 # # [vine-users:062509] で BIOS の表示を書き写した部分がよくわからないし、 # なにか気になるのだけれど……。 -- 長南洋一 cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx