長南です。 正直に言って、添付なさった status.lp をじっくりと見ている時間が ありません。それで、今私にできるのは、そちらの /etc/printcap の 記述をチェックすることぐらいです。時間ができたら、 status.lp を じっくり読んでみますので、ご容赦ください(もっとも、読んでもわからない でしょうけれど)。 私が前のメールで書いたうち、重要なことは三つです。 1) lp エントリーを作った方が無難であること。 2) /usr/local/bin にあるのは、pixus850i_raw、pixus850i_ps かということ。 もしそうなら、:if=/usr/local/bin/pixus850i_ps: などでなければ ならないということ。 status.lp によれば、この 2) は大丈夫そうですね。 3) テスト印刷は、lp -Plp hoge.ps でやった方がよいということ。 理由はアプリケーションからの印刷では、Linux のプリンティング・ システムの問題なのか、アプリケーションの設定などの問題なのか、 区別がつかないからです。 なぜ、これをなさらなかったのかと思ったのですが、適当な ps ファイルが 見つからなかったようですね。/usr/share/ghostscript/5.50/examples/ に サンプルがあります(Vine 2.6r3 では 5.50 ではないかもしれません)。 article9.ps を使ってみればよいと思います。 Lawrence さんのメールより [vine-users:063673] > > >raw|pixus 860iusbraw:\ > > :lp=/dev/usb/lp0 :\ > > (省略) 省略した部分も見たかったのですが、これで大体よいだろうと思います。 ただ、pixus 860iusbraw は、この別名を lp -P で指定することが ありそうなら、pixus_860iusbraw とスペースをアンダーバーにするべきです。 プリンター名として使用しないつもりでも、念のためアンダーバーにした方が よいと思います。 > > lp|pixus 860iusbps:\ この行頭のタブ(だか空白だか)は無用です。書き写すときの間違いでしょうが。 > > 4) /var/spool/lpd/pixus860iusbps などのスプールディレクトリは存在しますか。 > > オーナー/グループやパーミッションが lp lp drwx______ になっていますか。 これについては、山田さんが書いてくださったから、よいですね。 > > $ mpage -1 -o hoge.txt | lpr -Plp > > これでテキストファイルを変換しようとしたのですが、それも出来なかったので > PSファイルとは何かを手持ちの書籍で調べてみたのですが、分かりませんでした。 厳密にいうと、上のコマンドでは、plain text を PS ファイルに変換して、 印刷するところまでやっています。たぶん印刷で失敗しているのでしょう。 以下は大急ぎで書いた乱暴な説明です。 PS ファイルというのは、ポストスクリプト・プリンタで印刷するときの ファイル形式です。一般用プリンタはポストスクリプト・プリンタでは ありませんから(Pixus もそう)、PS ファイルを直接印刷することが出来ません。 そこで、Linux では ghostscript や メーカー製のドライバを使って(メーカー 製のドライバもたいてい内部で ghostscript を利用しています)、PS ファイルを 一般のプリンタが処理できるデータに変換しています。これを逆にいえば、 メーカー製のドライバ(と言うか、フィルタ)が扱えるのは、PS ファイルだけだ ということになります(ある種の画像ファイルも扱えるようですが)。 # 最悪の場合、Pixus850i のドライバが Pixus860i では使えないということも # ありえるんですね。 # # ドライバのダウンロード・ページに guidepixus850i-2.2-0.tar.gz という # マニュアルもありましたが、ご覧になりましたか。 全然役に立たない返信ですが、取り急ぎ。 -- 長南洋一 cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx