vine-users ML アーカイブ



[vine-users:065796] Re: 2.6系 kenrelの必要性?

  • From: 泰楽 淳 <gd6083@xxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:065796] Re: 2.6系 kenrelの必要性?
  • Date: Mon, 17 May 2004 10:16:27 +0900
Masa Takahashi wrote:

>こんばんわ、政です。
>
>
>[vine-users:065482]での話題を蒸し返すつもりは全くありませんが、
>最近2.6系kernelに対する考え方が変わって来ましたので書かせて
>いただきます。
>
>VineUsersMLを見ておりますと「動くハズなのに動かない」とか
>「kernelで対応しているハズの周辺機器で不具合がある」等の
>不具合報告を散見します(kernel panicという話しも時折ありますね)
>
>なので、保険的意味合いで2.2kernelが同居しております。
>
>これらが、2.6系kernelによって動作するようになれば、2.2kernelも
>必要なくなりますし、
>・選択肢を少なくする
>・初心者に優しい
>・安定である
>
>というVineLinuxのポリシーに反するものでは無いように感じます。
>
>2.2系kernelと2.4系kernelの両方をメンテナンスする必要もなくなりますし
>VIA C3等の諸問題も改善される可能性がありますので、双方にとって
>メリットになりそうな気がします。
>
>「そんな事言ってもVine3.0リリースに間に合わない」とか「安定性に不安が
>残る」等の意見もございましょうが、Vine3.0リリースに合わせる必要は無い
>ように考えております。
>
>Vine3.0でバグを潰してVine3.1でCR版を提供するというのであれば、3.0から
>3.1のリリースまでに少しばかりの時間があります。
>この時に、他のソフトのバグ取りと同時に2.6系kernelの安定化をはかって
>いただければと思います。
>
>Vine3.0のリリースと同時か、あるいはリリース後にでもPlusかExtraに
>task-kernel26というのを用意していただければ、と思います。
>Plus、Extraに置いてあれば、初級者は手を出さないでしょうし、興味の
>ある方や上級者の方は積極的に使ってバグ取りをしてくれるでしょう。
>可能ならば、task-kernel26をインストール時にVineSeedにする時に、
>表示されるような警告文(?)が表示されれば、尚ありがたいと思います。
>
>その上で、改善できるのであれば、2.6系kernelのみにするのも結構ですし
>やはり、2.6系kernelでは不安が残るというのであれば従来の2.4系kernelを
>Vine3.1に採用するのも良いでしょう。
>
>ユーザの環境で(もちろん有志で)2.4系kernelと2.6系kernelを比較する
>機会があっても良いのではないかと考えております。
>
>その上で2.4系kernelか2.6系kernelにするか決めれば良いのではないかと
>思われます。
>
>「多くのユーザは2.6系kernelを望んではいない」というのであれば、
>これ以上、この話しをするのは控えます。
>
>
>例えばの話しですが、現時点で店頭に行って「このLinuxは良いですよ」と
>店員に薦められても、もしも、そのディストリビューションが2.2系kernelを
>メインにしているようであれば、私のような未熟者は たとえ1,000円であっても
>こわくて購入をためらうでしょうし、雑誌に付録として付いてきても使わない
>でしょう。
>以前にも書きましたが、Vine3.1リリース時には上記のような環境になって
>いるのでは ないかと考えられます。
>Vine3.1リリース時には2.6系kernelが一般的になってきているでしょうし、
>安定性も増していると思われます。
>
>
>何卒、御検討の程よろしく お願いいたします。
>
>併せて、改めてユーザの方々の2.6系kernelを望んでいるか、否かを
>お聞きしたいと思います。
>
>
>
>
>  
>
Ver2.6の必要性?そりゃ2.6でなければ動かない2.6専用アプリケーションを使う
ためさ

と、商用OSなら普通そういう答で万事解決なのですが、Linuxの場合はそうとも
言えないから理解困難です。なにしろ重要な多くのアプリケーションは、その
ソースが公開されているわけですから。
誰かが非常に有効なアプリケーションを2.6向けにはじめ誰かが書き、それを他
の誰かが下位バージョンで動作可能なように修正することは比較的簡単ですし、
そういう例は事実希なことではないでしょう。
そうなると、Linuxにおいて、ユーザの目から見たメジャーバージョンアップの
意義は、どういった点に見いだせば良いものなのでしょう?
無論、開発する方々には研究的な意義において大きなものがあるでしょうし、そ
もそもLinuxの世界では、デベロッパーとユーザーの間に明瞭な境目は無いのだ
ということも理解しているつもりですが、自らをユーザーと永久に規定してしま
わないまでも、少なくとも現段階では純然たるユーザーと外見上の見分けがつか
ないと言わざるを得ないような私のような人々としては、メジャーバージョン
アップという事業にどのような態度で望めば良いのか、とまどいがあるの実状です。
もし、その示すべき態度について手掛かりになるお答えがいただけたら幸いです。