野池です. From: Yukio Tani <tani-yukio@xxxxxxxxxxxxxxx> at Sat, 28 Aug 2004 20:47:16 +0900 > 谷です。 (略) > | 小川です > | > 谷です。 > | > この仕様を見ると、Dual Edge転送なる特別なハードウェア上の仕組みが > | > 組み込まれているように見えます。また、仕様書上に 非同期転送の事が > | > 記述されていないことも多少気になります。 > | > > | > 今一度、同期転送を使用するHDDを接続して、Diskが認識できるか否かを > | > 確認してみてください。 > | > ZIPは非同期転送しかできないデバイスなので、同期デバイス vs 非同期デバイスの > | > 分類でトラブルの切り分けをされては如何でしょうか? > | > (可能であれば、ZIP以外の機器(例えばSCSI接続のCD-ROM)を接続して、 > | > 機器としての認識ができるか否かを確認すれば、切り分けができます。) (略) > | SCSI subsystem driver Revision: 1.00 > | scsi0 : NinjaSCSI-32Bi/UDE: irq 11, io 0x7200+0x80 > | Vendor: I-O DATA Model: HDVS-UM4.3G Rev: 101F > | Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 02 > | nsp32: nsp32 irq: 11 mmio: 0xc88d3000 slot: 00:0e.0 model: Workbit Standard/IO Data PCI card > | scsi : 0 hosts left. > > | parport0: PC-style at 0x378 [PCSPP,TRISTATE,EPP] > | parport0: Printer, Canon BJC-465J > > | SCSI subsystem driver Revision: 1.00 > | scsi0 : NinjaSCSI-32Bi/UDE: irq 11, io 0x7200+0x80 > | Vendor: I-O DATA Model: HDVS-UM4.3G Rev: 101F > | Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 02 > | nsp32: nsp32 irq: 11 mmio: 0xc88d3000 slot: 00:0e.0 model: Workbit Standard/IO Data PCI card > | scsi : 0 hosts left. > > <snip> > > | SCSI subsystem driver Revision: 1.00 > | scsi0 : NinjaSCSI-32Bi/UDE: irq 11, io 0x7200+0x80 > | Vendor: I-O DATA Model: HDVS-UM4.3G Rev: 101F > | Type: Direct-Access ANSI SCSI revision: 02 > | nsp32: nsp32 irq: 11 mmio: 0xc8900000 slot: 00:0e.0 model: Workbit Standard/IO Data PCI card > | Attached scsi disk sda at scsi0, channel 0, id 0, lun 0 > | SCSI device sda: 8448300 512-byte hdwr sectors (4326 MB) > | sda: sda4 > | FAT: bogus logical sector size 40990 > | VFS: Can't find a valid FAT filesystem on dev 08:00. > | VFS: Can't find a HFS filesystem on dev 08:00. > > | > | 今度は、PC-9821Xsにつないでいた4.3GBをそのままつなぎました。認識しているような? > | > > 何故、このように3度もスキャンに行くのかは、私には不明ですが > この結果を見る限り、SCSI Boardは正常に認識され、その先に接続されているディスクとの > SCSI BUS上でのコミュニケーションは確立できているようです。 > > 従って、残りは、SCSI BUS -- Cable -- ZIP Drive の系統のみに何かの問題があると > 考えれば良いのではないでしょうか? > > この例で使用されているDisk HDVS-UM4.3Gは、20MB/Sの同期転送をサポートしたディスクです。 > 以前に接続(存在)が確認されたディスク ST-51xxxも同様に、同期転送をサポートする > ディスクです。 > これから推測されることは、現在の状態では、非同期(ASYNC)転送デバイスがうまく > 使用できないのではないかと思われます。 SC-NBD のマニュアルをざっと見ると,ハードウェアのデフォルトの設定は, 20MB/S の同期通信だけのようです. http://ss.iodata.co.jp/Images/Public/43736_2_844_SCNBD_1.pdf P.140 あたり. ZIP は,非同期通信のデバイスのようですから,まずハードウェアの設定を 変える必要がありそうです. # Windows で動いてしまうのは,Windows 用のドライバが, # なにか巧妙なことをして動くようにしているのかも知れません. 幸いにも同じマシン上で,まだ Windows が動かせる状態にありますから, http://www.iodata.jp/support/manual/index_s.htm から落とせるサポートソフトをダウンロードして,それを使って SC-NBD のハードウェアの設定を変更します.設定内容は,きちんと保存するように ご注意を. ハードウェアの設定を変更し終わったら Linux を起動します. ほかにも, http://ss.iodata.co.jp/Images/Public/43736_2_844_SCNBD_1.pdf をつらつら眺めていると,ハードウェアに設定する項目がいくつかあったり, P.104 に FMV 固有の話題が載っていたりしますので,Linux 上の設定を変える前に, まず,ハードウェアの設定を適切にしておく必要がありそうです. その上で Linux の設定(module の option など)をハードウェア設定に 合わせれば,使えるようになるのかもしれません. こういうときは,変更できることがらの複数を同時に変更してはいけません. ひとつ変更したら,その影響を見て,そのあとの変更項目を決める, というように分析的,かつ,系統的に攻めます. 因果関係をきちんと見極めてください. PC-9821 を MS-DOS で使ってきたあなたなら,たとえば,SCSI と ACPI とが 本当に関係あるのか,ぱっと見で判断できるはずです. -- // Kenzi NOIKE