菊池です。 # Vine 固有の話題からそれている気がする(^^; ディレクトリの使い方は人それぞれとは思いますが、 概ね大里さんのご意見に賛成です。 個人専用のマシンといえど、/tmp を作業用に使うのは抵抗があります。 僕は /var/tmp を使うように、と仕込まれました。 /var/tmp も 1777 と sticky bit が立っていますし。 /tmp はシステムが使う領域と考えています。 Solaris の話ですが、Solaris は /tmp が swap 領域に割り当てられるので (最近のは /var/run も)あまりに /tmp を占有するとシステムの動作に 影響を与える、という理由です。 # そういうシステムもある、ということで。 僕はダウンロードもソフトの make も基本的に $HOME 以下でやります。 ダウンロード先は ~/getfiles/ 以下に。 ソースは ~/src/ 以下に展開、make し、make install のみ root で。 /usr/local/ 以下にインストールします。 make uninstall できるかはほとんど期待していないので、checkinstall を 使うことも多いです。 ~/getfiles にダウンロードした tar ボールは必要に応じて、 ~/archives/sources/ 以下に保存します。 自前で作ったシェルスクリプト等は ~/bin に置いて実行属性を与え、 ~/bin にパスを通しておく。 僕はこんな感じで管理しています。 カーネルの再構築も、小規模な変更なら一般ユーザで mkkpkg で やっていました。 At Fri, 19 Nov 2004 01:05:39 +0900, Susumu TANIMURA wrote: [...] > /tmpは大里さんが指摘されているように一定期間後に削除してくれます。見方 > を変えれば、/tmpはパーミッション777でユーザが自由にできる上に、放置し > ても一定期間後に掃除してくれます。片っ端から$HOMEにダウンロードすると > どんどん$HOMEがごちゃごちゃするし、消してよいのかどうか考えなくてはい > けないファイルが増えて整理が大変になります。/tmpを使うとそのような煩わ > しいことから逃れることができます。 Debian や SunOS、FreeBSDのように、システム起動時に /tmp 以下を消去する システムもあるので、習慣にしてしまうのはどうだろうか、と思います。 このようなシステムでは、リブートしたら消えてしまいます。 それより $HOME をいつも見通し良く管理する習慣を身に付けるべきではないか と思います。これは UNIX に限った話でもないと思います。 -- ;; / と swap のみの運用だと、割りと無頓着になってしまうのかも 菊池 順一