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[vine-users:069290] PPC 版vine3.1の kernel-2.4.26-0vl17の問 題を解決しました。

  • From: 児玉 清 <k.kodama@xxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:069290] PPC 版vine3.1の kernel-2.4.26-0vl17の問 題を解決しました。
  • Date: Sun, 19 Dec 2004 17:19:30 +0900
児玉です。

こんにちわ。

PPC版vine3.1のkernel-2.4.26-0vl17の立ち上げ時のハングアップの
問題解決の報告です。 花井様、hermitage様、戸田様に色々と
アドバイスをいただいて、正攻法でチャレンジしていたのですが、
力及ばず、結局安易なやり方で決着することになってしまいました。

Buffalo(メルコ社)の外付けのide SCSI変換HDを接続している場合、
カーネル立ち上げ時のSCSIメッセージのところでハンガアップしてしまう
問題が悪戦苦闘の末、解決しました。

<結論>
1.今まで使っていたカーネルkernel-2.4.20-0vl2.26.1 の
  SCSIドライバaic7xxxを使ってカーネルを再構築しました。

2.その際にVine3.1のgccコンパイラでは長い文字ストリングが
  扱えなくなったようで、コンパイルエラーがでますが、
  エラー箇所のソースを修正し、kernel-2.4.26-0vl17の
  再構築を行いました。

3.その結果、外付けのide SCSI変換HDも正しく認識してくれる
  ようになり、カーネル立ち上げ時のハングアップが解消しました。

<経過>

1.別のメーカのSCSIドライバーを使ってカーネルを再構築。
  AdvanSysのSCSIドライバを使ってkernel-2.4.26-0vl17を
  再構築した。これは成功。[vine-users:069156]で報告済み。
  しかし、aic7xxxのSCSIドライバを使いたいので以下をトライ。

2.カーネル再構築時に対応する項目を色々変更してトライする。
  花井様からアドバイス[vine-users:069158]をいただきました。
  時間がかかりましたが残念ながら、惨敗でした。

3.カ−ネル起動時にaic7xxxドライバにオプションを与える事で、
  立ち上げを確認する。
  これも花井様からのアドバイス[vine-users:069202] です。
  yabootのappend行からaic7xxxドライバにオプションを与える
  と情報はたくさん表示されたりはしたのですが、解決に至らず、
  これも残念ながら、惨敗でした。
  READMEに書かれている他のオプションno_probe,probe_eisa_vl,
    extended等を色々組み合わせて与えても、ダメでした。

4.上記の3.で力尽きて、kernel-2.4.22の時に成功した策で
  トライしました。 コンパイルエラーを修正する必要は
  有りましたが、これが結果的には最短距離でした。

花井様、hermitage様、戸田様、多くのアドバイスをいただき
有難うございました。 なんとかVineの新しい環境に移行する
ことができました。

PPC版のVine3.1 + kernel-2.4.26-0vl17 + MOL(MacOnLinux)
の環境で、容量の大きな外付けのide SCSI変換HDの利用も問題
なく使えるようになりました。