児玉です。 こんにちわ。 PPC版vine3.1のkernel-2.4.26-0vl17の立ち上げ時のハングアップの 問題解決の報告です。 花井様、hermitage様、戸田様に色々と アドバイスをいただいて、正攻法でチャレンジしていたのですが、 力及ばず、結局安易なやり方で決着することになってしまいました。 Buffalo(メルコ社)の外付けのide SCSI変換HDを接続している場合、 カーネル立ち上げ時のSCSIメッセージのところでハンガアップしてしまう 問題が悪戦苦闘の末、解決しました。 <結論> 1.今まで使っていたカーネルkernel-2.4.20-0vl2.26.1 の SCSIドライバaic7xxxを使ってカーネルを再構築しました。 2.その際にVine3.1のgccコンパイラでは長い文字ストリングが 扱えなくなったようで、コンパイルエラーがでますが、 エラー箇所のソースを修正し、kernel-2.4.26-0vl17の 再構築を行いました。 3.その結果、外付けのide SCSI変換HDも正しく認識してくれる ようになり、カーネル立ち上げ時のハングアップが解消しました。 <経過> 1.別のメーカのSCSIドライバーを使ってカーネルを再構築。 AdvanSysのSCSIドライバを使ってkernel-2.4.26-0vl17を 再構築した。これは成功。[vine-users:069156]で報告済み。 しかし、aic7xxxのSCSIドライバを使いたいので以下をトライ。 2.カーネル再構築時に対応する項目を色々変更してトライする。 花井様からアドバイス[vine-users:069158]をいただきました。 時間がかかりましたが残念ながら、惨敗でした。 3.カ−ネル起動時にaic7xxxドライバにオプションを与える事で、 立ち上げを確認する。 これも花井様からのアドバイス[vine-users:069202] です。 yabootのappend行からaic7xxxドライバにオプションを与える と情報はたくさん表示されたりはしたのですが、解決に至らず、 これも残念ながら、惨敗でした。 READMEに書かれている他のオプションno_probe,probe_eisa_vl, extended等を色々組み合わせて与えても、ダメでした。 4.上記の3.で力尽きて、kernel-2.4.22の時に成功した策で トライしました。 コンパイルエラーを修正する必要は 有りましたが、これが結果的には最短距離でした。 花井様、hermitage様、戸田様、多くのアドバイスをいただき 有難うございました。 なんとかVineの新しい環境に移行する ことができました。 PPC版のVine3.1 + kernel-2.4.26-0vl17 + MOL(MacOnLinux) の環境で、容量の大きな外付けのide SCSI変換HDの利用も問題 なく使えるようになりました。