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[vine-users:070767] GUI開発環 境GLADEで C++のコードが生成されな い。

  • From: "Yano Shohei" <syano@xxxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:070767] GUI開発環 境GLADEで C++のコードが生成されな い。
  • Date: Thu, 10 Mar 2005 19:14:25 +0900 (JST)
矢野ともうします。数年ぶりに投稿します。

[vine-users:069666] 再送:Vine 3.1−GUI開発環境
にて、gladeでC++のコードが生成されない。エラーが発生する
という投稿ありました。この件を解決する方法があるので
報告します。


なお、この方法では依存関係を気にせず、C++のコードを生成しない
glademm, glibmm, gtkmmを無理矢理インストールしています。
もっとスマートな方法もあると思います。
ご存じのかた、教えてください。

なお、Vine3.1CRをフルインストールした設定で報告させていただきます。
Vine3.1でもほとんど同じだと思います。また、glade-2での話をしています。

1. Vine3.1をフルインストール

2. ファイルをアップデートする。(以降 root権限」が必要)

必要ならProxyの設定をする
# export http_proxy="http://***********";
アップデート
# apt-get update
アップグレード
# apt-get upgrade

私のネットワーク環境では、たまにファイルが破損しているとかいわれます。
そのばあい、上記を何度か繰り返すといいと思います。

3. 開発環境のインストール

#apt-get script install-devel.lua

4. synpticパッケージマネージャを用いて必要なパッケージをインストール
(パッケージの依存関係が知りたかったので使いました。コマンドライン
が好きな方は apt-get install で置き換えてください。)

Gnomeの[アプリケーション]->[システムツール]->[synpticパッケージマネージャ]
で起動して以下のパッケージをインストールする。

glade2-2.0.1-0vl1
libsigc++-2.0.6.0vl1
libsigc++-devel-2.0.6
gettext-0.14.1-0vl2
TrueType-sazanami-1.1-0vl1

synpticの使い方ですが、名前で「検索」して上記パッケージの上で
右クリック「インストール指定」、「適用」でいけると思います。
上記パッケージを入れれば、依存するものも自動的に入れてくれる
と思います。

最後のsazanamiは、当方使っているのがVine3.1CRのため「〜」がある
理由により表示されないからです。

5.Gladeのadd-onであるglademmをインターネットよりダウンロード

http://home.wtal.de/petig/Gtkより
 glademm-2.6.0.tar.gz
をもらってくる。

C++のコードを生成するためには、glademmが必要なのでコンパイル
# tar xvfz glademm-2.6.0.tar.gz
# cd glademm-2.6.0
# ./configure
# make
# su

6. glibmmとgtkmmをインターネットよりダウンロード

http://gtkmm.sourceforge.net/download.shtmlより
 glibmm-2.4.7.tar.bz2
 gtkmm-2.4.11.tar.bz2


# tar xvfz  glibmm-2.4.7.tar.bz2
# cd  glibmm-2.4.7
# ./configure --prefix=/usr
# make
# make install

# tar xvfz  gtkmm-2.4.11.tar.bz2
# cd  gtkmm-2.4.11
# ./configure --prefix=/usr
# make
# make install

7. pkgconfigが違うバージョンのgtkmmを見ているのでリンクを張って
むりやり修正

# cd /usr/lib/pkgconfig
# ln -s gtkmm-2.4.pc gtkmm-2.0.pc

これで、glade-2にてC++のコード生成ができると思います。
といっても、まだ以下の内容でしか確認していません。

8.確認

#glade-2
(新規ウインドウとボタンを作り、オプションでC++を選択、作成)
# cd Project
# cd project1
# ./autogen.sh

ここで、最後に少しgmakeについてエラーが出ます。
gtk-2を再コンパイルしたり、automakeを新しいものと入れたり
いろいろやるとエラーが出なくなりました。が、エラーがでてて
も何の問題もなく使えます。 srcディレクトリに実行ファイルが
生成されているか否かの違いと認識しています。

# cd src
# make
# ./project1

できあがり。


    Λ_Λ
  ミ -.- ミ   にゃご〜
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|N.N.C.T                        |
|      矢野  昌平               |
   ω   ω