池田です。 少し詳しい説明に挑戦 :-) From: Satoru Otsubo <otsubo_p@xxxxxxxxxxxxxxx> Date: Thu, 10 Mar 2005 18:06:16 +0900 > 私も man.c ファイルを見てみたいと思って、# find / | man-1.5o としたところ、 (snip) > となり、src のディレクトリは存在しません。man-1.5o/src/man.c はどこから得られた > のでしょうか? 私のは vine-3.0 をアップグレードした vine-3.1 です。 バイナリパッケージをインストールしただけではソースファイルは インストールされません。ソースパッケージを取ってきて確認する ことになります。 # kernel-source のような例外もあります。 とりあえずソースパッケージを入手して、ビルドできるように ~/rpm/ 以下に展開します。2つの方法を紹介します。 1. apt-get source man とすると、実行したディレクトリに man-1.5o-0vl1.src.rpm が、~/rpm/SOURCES/ にパッケージに含まれる各種 ソースファイルが、~/rpm/SPECS/ に spec ファイルが展開されます。 2. 何らかの方法で直接 man-1.5o-0vl1.src.rpm を入手して、 rpm -i man-1.5o-0vl1.src.rpm とすると、1. で紹介したのと同じ結果 が得られます。 なお、中身を取り出すだけなら rpm2cpio と cpio コマンドを組み合わせる ことでも可能です。覚えておくと、いつか役に立つ日が来るかもしれません。 今回はパッチの適用された状態のソースを見るために、さらに rpmbuild -bp ~/rpm/SPECS/man.spec を実行しました。 このコマンドを実行すると、~/rpm/BUILD/ に man-1.5o というディレクトリが 作成され、以下にパッチの適用された状態のソースファイルができあがります。 適当な作業ディレクトリに mv しておくと、何かと都合が良いと思います。 man に限らず他のパッケージでも同様に作業できますので、適時読み替えて 試してみてください。さらに詳しくは man rpmbuild と man rpm で :-) > > /usr/X11R6/man/man7/X.7x.gz の x とは何かネタです。 > > > > まずは Linux Man Page Howto から。 > > [ Original: 2002-09-07 ] (snip) > > [ JF による日本語訳: 30 May 1996 ] (snip) > と書いて頂きましたが、JF による日本語訳の方は、 /usr/share/doc/JF/Man-Page.txt.gz > であることが分かりました。しかしながら英語のLinux Man Page Howto の方ははどこから > 探し出されてきたのですか? JF (http://www.linux.or.jp/JF/) にある Linux Man Page Howto の元文書は The Linux Documentation Project (TLDP, http://tldp.org/) にあります。 今回の HOWTO の場合は http://tldp.org/HOWTO/Man-Page/ です。 以上、お役に立てれば幸いです。 # JF (http://www.linux.or.jp/JF/) や JM (http://www.linux.or.jp/JF/) では、 # 常時メンバーを募集中らしいですよ (と他人事のように広く宣伝)。 -- 池田 克巳 <ikedak@xxxxxxxxxxxxxxxx> <http://www013.upp.so-net.ne.jp/ikeda/index.html>