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[vine-users:071211] Re: script command を用いたときの記録ファイ ルに現われる ESC について

  • From: Satoru Otsubo <otsubo_p@xxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:071211] Re: script command を用いたときの記録ファイ ルに現われる ESC について
  • Date: Sat, 26 Mar 2005 23:45:17 +0900
大坪です。

及川さん、wrote:
> これは script コマンドの仕様です。
> 標準入力と標準出力の両方を加工せず丸のままロギングしているため、
> コントロールシーケンス等も御自分でキーボードから入力された通りに
> 再現されているはずです。
> 
> 例えば、"Vine" と打とうと思って "Vinr" と typo をしてしまい、
> Backspace キーで消去して訂正した場合には、
> 
> Vinr^he
> 
> というような出力が得られます。

説明不足で申し訳ありません。
そのような文字ではなく、奇妙な文字列が繰り返して
現われるということだと思います。しかしながら、記録ファイルを
cat
で表示したときには、正しく表示されることが分かりました。
以下は、
# cat typescript
とした結果です(記録ファイル名は typescript)。
-----
[root@MAIN root]# script typescript
スクリプトを開始しました、ファイルは typescript です
[root@MAIN root]# fdisk /dev/hda

このディスクのシリンダ数は 14946 に設定されています。
間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合
に問題を生じうる事を確認しましょう:
1) ブート時に実行するソフトウェア (例. バージョンが古い LILO)
2) 別の OS のブートやパーティション作成ソフト
   (例. DOS FDISK, OS/2 FDISK)

コマンド (m でヘルプ): q

[root@MAIN root]# スクリプトを終了しました、ファイルは typescript です
-----

しかしながら、
# less typescript
とすると、
-----
スクリプトは 2005年03月26日 23時19分31秒
 に開始しましたESC]0;root@MAIN: /root^G[root@MAIN root]# fdisk /dev/hda

このディスクのシリンダ数は 14946 に設定されています。
間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合
に問題を生じうる事を確認しましょう:
1) ブート時に実行するソフトウェア (例. バージョンが古い LILO)
2) 別の OS のブートやパーティション作成ソフト
   (例. DOS FDISK, OS/2 FDISK)

コマンド (m でヘルプ): q

ESC]0;root@MAIN: /root^G[root@MAIN root]#
スクリプトは 2005年03月26日 23時20分07秒
 に終了しました
-----
となって、余分な
ESC]0;root@MAIN: /root^G
が現われます。
gedit や emacs でも余分な文字列が現われます。