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[vine-users:071257] Re: script command を用いたときの記録ファイ ルに現われる ESC について

  • From: 松永 均 <vine@xxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:071257] Re: script command を用いたときの記録ファイ ルに現われる ESC について
  • Date: Sun, 27 Mar 2005 13:51:04 +0900 (JST)
松永です。

> > less -R とすると、正しく表示されました。
> 
> むしろ
> less -r
> としたほうが正しく表示されるようです。

マニュアルには

       -r または --raw-control-chars
              「そのままの」制御文字を表示させるようにする。デフォルトでは、制
              御文字をキャレット表記を使って表示する。例えば、control-A (8  進
              数  001)   は "^A" と表示される。警告: -r オプションが指定される
              と、 less は (制御文字のタイプにどのように画面が反応するかに依存
              しているために) 画面の実際の状況の経過を追うことができない。よっ
              て多くの場合、長い行が誤った位置で分割されてしまうといった問題が
              生じる。

       -R または --RAW-CONTROL-CHARS
              -r   と 似ているが、可能な場合には画面表示を正しく維持しようとす
              る。このオプションが有効なのは、入力が通常のテキストの場合 で あ              る。入力には ANSI の「カラー」エスケープシーケンスが含まれていて
              もよい。このシーケンスは

                   ESC [ ... m

              のような形式で、"..." は "m" 以外の 0 個以上の文字である。画面の
              状況を保つため、全ての制御文字と ANSI カラーシーケンスはカーソル
              を移動させないと仮定している。 less に "m" 以外の文字を ANSI  カ
              ラーエスケープシーケンスの終了文字として認識させることもできる。
              そのためには、認識させたい終了文字のリストを環 境 変 数  LESSAN-
              SIENDCHARS に設定すればよい。

となっているので、-R の方をお薦めしたのですが。