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[vine-users:071731] Re: VINE LINUX3.1、SAMBA3+P ROFTPdでMAC OS Xと日本語ファイルのやり とり

  • From: Tsutomu Onishi <t-onishi@xxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:071731] Re: VINE LINUX3.1、SAMBA3+P ROFTPdでMAC OS Xと日本語ファイルのやり とり
  • Date: Tue, 03 May 2005 15:20:56 +0900
大西です。

Macの資料もマシンも会社に行かないとないので、記憶だけで書きますが……

クライアント側の文字コードを「正しく」設定すれば OS X で問題なく EUC のホスト
とやりとりできますよ。

まず、samba 3 と OS X なら ftpクライアント使わなくても samba 共有で文字化け
なくファイルのやり取りできます。「Windowsとのファイル共有」という題目で検索
してみてください。普通に設定すれば使えます。
LANの中でのファイルのやりとりならばこれが一番簡単な方法でしょう。
(samba が 2.x ならば文字化けしてしまいますが)

インターネット越しなどでどうしても ftpクライアントが必要ということでしたら、
Cyberduck http://cyberduck.ch/ をお勧めします。ホストごとに文字コードの設定
可能です。仕事上でウチのサーバに Mac から接続する人がいるので、二か月ほど前に
調べたのですが、フリーのものでホストごとに設定が保存可能なものはこれくらいしか
なかったと思います。インターフェイスも分かり易いですし。
これ以上の Mac 側の設定についての詳細な情報に関しては、ここではなく Mac の
掲示板等で尋ねられた方がいいと思います。

> 近いうちにMACを購入する予定がありまして、UTF-8での運用も検討しております。
> そこで、
> http://d.hatena.ne.jp/t-kuro/20050110
> 上記サイトを参考にさせていただき、
> smb.confを
> dos charset = CP932
> unix charset = UTF-8
> と、いたしました。

sambaの設定は、sambaに対してサーバ上で使われるファイル名にどの文字コードを
使用するかを知らせるものであって、既に EUC で保存されているファイル名は、
設定を変えたからといって自動的に変換されるものではありません。
もし convmv による変換を行っていない場合、変更後に新たに保存されるファイルは
UTF-8 になってしまうので、そのまま使い続けると、EUC のファイル名と UTF-8 の
ファイル名がサーバ内でゴチャマゼになってしまい、後で整合を取るのが大変になって
しまいます。ご注意ください。


他に、ユーザが Appletalk に慣れているならば、netatalk をインストールする
という手もあります。
Vineに入っている netatalk なら何もしなくても EUC 対応になっていますので、
特別な設定変更なしでサーバ内の EUC のファイル名の読み書きができます。
OS 9 までのクラシック環境のユーザがいるならば、これが一番簡単でしょう。
(もちろん OS X でも利用可能です)
実のところ、Appletalk で インターネット越しでアクセスすることも可能ですし、
ファイアウォールで意図的に塞がなければ「繋がってしまう」のです。セキュリティ
的にはどうかなと思いますが。

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              Tsutomu Onishi @ Yokohama/Japan
                             email: t-onishi@xxxxxxxxxxxxxx
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