柏田です。 なんだか勘違いをされているようなので。 よしのぶさんのメール [vine-users:074121] より: > > ESC でブートプロンプトを出し、linux vga=normal で起動すれば、vesafb が > > 利用されないので、とりあえず通常のコンソールでブートプロセスの表示が > > 進み、login プロンプトが正常に現れるのではないでしょうか。 > > 問題があるのは、vesafb(liloの起動画像)->vesafb(失敗して)->normalの > ときで、normal->vesafb(失敗して)->normalのときは正常に動作するので、 > Escで一旦bootプロンプトを出した場合は、そのまま打っても大丈夫なよう > です。少なくともFMV-BIBLO 5133NU6/Wは大丈夫です。もちろん、用心のため > linux vga=normalは有効だと思います。 まず、liloのブートスプラッシュはVESAではなくVGA 640x480x16です。 # liloのREADME.bitmapに書いてあります。 これはWindowsがインストールできるマシンであれば必ず使えるモードです。 次に、liloからvmlinuzへ制御が移ったときに使われるのが、 VESA準拠の高解像度グラフィックモードまたはVGAの25桁テキストモードです。 vesafbを組み込んだときに使われるのはVESAのグラフィックモードですが、 古いカードはこれに対応していないので、ページが切り替わらずに VGAのグラフィック画面がそのまま残った状態で処理が進みます。 このVESAモードを使わせないようにするために、つまりVGAカードであれば 必ず使えるテキストモードを使うように指示するために boot: linux vga=normal が必要になるわけです。 # 別のカーネルモジュールを組み込めばVGAのグラフィックモードを # 使ったフレームバッファも使えると思います。 > そもそも、デフォルトのlilo.confではvgaオプションが有効になってないので > lilo.confにvga=normalを加えたのと同じ状態になるはずです。そこでlilo.conf > にvga=0x314を加えてみたところliloの起動画面が書き変わらない問題が再現し > ました。 3.2のiso版はデフォルトでvga=0x315だったと記憶しております。 3.1まではvgaの記述は無かったと思いますが。 いろいろ偉そうに書きましたが、嘘・間違いがあればぜひ指摘してください。 -------------------------------------- TSUKAME EIKOU! KAGAYAKE EGAO! Yahoo! JAPAN JPC OFFICIAL PARTNER INTERNET PORTAL SITE http://pr.mail.yahoo.co.jp/wintergames/