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[vine-users:074123] Re: Linux 学び始めました:インスト ールについて

  • From: 柏田 知洋 <kassi_robo@xxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:074123] Re: Linux 学び始めました:インスト ールについて
  • Date: Sun, 05 Mar 2006 18:42:58 +0900
柏田です。
なんだか勘違いをされているようなので。

よしのぶさんのメール [vine-users:074121] より:
> > ESC でブートプロンプトを出し、linux vga=normal で起動すれば、vesafb が
> > 利用されないので、とりあえず通常のコンソールでブートプロセスの表示が
> > 進み、login プロンプトが正常に現れるのではないでしょうか。
> 
> 問題があるのは、vesafb(liloの起動画像)->vesafb(失敗して)->normalの
> ときで、normal->vesafb(失敗して)->normalのときは正常に動作するので、
> Escで一旦bootプロンプトを出した場合は、そのまま打っても大丈夫なよう
> です。少なくともFMV-BIBLO 5133NU6/Wは大丈夫です。もちろん、用心のため
> linux vga=normalは有効だと思います。

まず、liloのブートスプラッシュはVESAではなくVGA 640x480x16です。
# liloのREADME.bitmapに書いてあります。

これはWindowsがインストールできるマシンであれば必ず使えるモードです。
次に、liloからvmlinuzへ制御が移ったときに使われるのが、
VESA準拠の高解像度グラフィックモードまたはVGAの25桁テキストモードです。

vesafbを組み込んだときに使われるのはVESAのグラフィックモードですが、
古いカードはこれに対応していないので、ページが切り替わらずに
VGAのグラフィック画面がそのまま残った状態で処理が進みます。

このVESAモードを使わせないようにするために、つまりVGAカードであれば
必ず使えるテキストモードを使うように指示するために
boot: linux vga=normal が必要になるわけです。

# 別のカーネルモジュールを組み込めばVGAのグラフィックモードを
# 使ったフレームバッファも使えると思います。


> そもそも、デフォルトのlilo.confではvgaオプションが有効になってないので
> lilo.confにvga=normalを加えたのと同じ状態になるはずです。そこでlilo.conf
> にvga=0x314を加えてみたところliloの起動画面が書き変わらない問題が再現し
> ました。
3.2のiso版はデフォルトでvga=0x315だったと記憶しております。
3.1まではvgaの記述は無かったと思いますが。

いろいろ偉そうに書きましたが、嘘・間違いがあればぜひ指摘してください。


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