長南です。 高見さんのメールより [vine-users:074752] > > anthy+scimで日本語入力をしたいと考え、 > #apt-get install anthy scim-anthy scim anthy-el > でインストールし、 > /home/USERNAME/.xinitrc 以下に > scim -d & > /etc/X11/xinit/xinitrc > を記述し、 > /home/USERNAME/.bashrc 以下に > XMODIFIERS=@im=SCIM > GTK_IM_MODULE=scim > export XMODIFIERS GTK_IM_MODULE > export USE_XOPENIM=t > を記述して、 これだと、グラフィック・ログインのときは、scim が起動しないでしょう。 テキストログインでもグラフィックログインでも scim を自動的に使える ようにするには、/etc/X11/xinit/Xclients を .Xclients としてホーム ディレクトリにコピーし、# First thing - check the user preferences というコメントの上あたりに、こんなふうに書いておくとよいと思います。 scim -d XMODIFIERS=@im=SCIM GTK_IM_MODULE=scim USE_XOPENIM=t TK_KCPROTO=xim export XMODIFIERS GTK_IM_MODULE USE_XOPENIM TK_KCPROTO EMACS_IME=anthy XIM_PROG=scim export EMACS_IME XIM_PROG なお、setime は一般ユーザで setime none を実行しておきます。 正直なところ、環境変数はこれで十分なのか、正しいのか、それとも 余計なものまで指定してしまったのか、わかりません。二つのグループに わけたのも、ただの気まぐれですし。 でも、わたしのところではこれで一応 tgif で日本語入力ができるようです。 「かんじへんかん」と打ち込んでスペースを押すと、文字が消えてしまうと いった変なところはありますけれど。 もっと綺麗な解決法を希望する場合は、VineSeed から vutils-1.27.0-0vl1 を もらってきて、その /usr/share/vine/{imelib,vinelib} を参考にすれば よいと思います。Seed では setime scim ができるようになっていますから。 # vutils-1.27 の imelib や vinelib を Vine 3.2 でそのまま利用すると、 # たとえば uim が使えなくなったりします。 そろそろ Vine 4.0 のベータ版が出そうなので(7/20 予定とか)、それを待つ ほうが楽ができそうですけれど。 -- 長南洋一