長南です。 インストール CD (or DVD) の Vine/base に comps.xml という ファイルがあります。パッケージのグループ分けをしたり、依存関係を 記述したりしたファイルですが、ユーザがインストールの種類に何を 選択するかによって、インストーラがこのファイルを利用してインス トールするパッケージを決めているのではないかと思います (よくわかって いないので、間違えているかもしれません)。それにこんなくだりがあります。 <group> <id>core</id> <name>Core</name> <name xml:lang="ja">Core</name> <default>true</default> <description>Smallest possible installation</description> <description xml:lang="ja">最小インストール</description> <uservisible>false</uservisible> <packagelist> <packagereq type="default">dash</packagereq> <packagereq type="mandatory">basesystem</packagereq> ----- (中略) ----- <!-- DVD only --> <packagereq type="default">kernel-module-compat-wireless</packagereq> <packagereq type="default">kernel-module-alsa-driver</packagereq> </packagelist> </group> 引用中の <!-- DVD only --> の次の行を見てください (この部分は DVD 版にはあるけれど、CD 版にはありません)。こんなふうに なっているので、DVD から Vine をインストールした場合は、必ず kernel-module-compat-wireless が入ってしまうのではないでしょうか。 もしそうだとしたら、インストーラの親切が仇になっているということ でしょうね。この指定を見直すか、あるいは kernel-module-compat-wireless パッケージの内容を見直すかした方がよいのかもしれません。 -- 長南洋一