長南です。 岩井さん、ご回答ありがとうございます。 岩井さんのメールより [vine-users:080074] > > http://bts.vinelinux.org/VineLinux/818 > > にはコメントがきていますね。 > - 比較的新しい無線ネットワークアダプタを使うときに必要 > - 5.1ではDVDからも自動インストールされなくなった > - 副作用で、5.1では一部のネットワークアダプタが認識されなくなる > ということのようです。 だんだんわかって来ました。この kernel-module-compat-wireless- version_number というのは、version_number のカーネルの付属 モジュールにまだ取り込まれていない無線ネットワークアダプタ用の、 新しい (あるいは、すでに存在するものの新版の) ドライバを集めた パッケージなのですね。 特別なことを何もしないでも、インストールしたらすぐに無線 ネットワークアダプタが使えるようにしたい。できるだけ多くの デバイスでそれが実現できるように、Vine 5.0 ではこのパッケージを デフォルトで入るようにした。そうしたら、かえって動かないものが 出てきてしまった。そこで、Vine 5.1 では、このパッケージを デフォルトでは入れず、デバイスが使えなかったときに、ユーザに 入れてもらうようにする。そういったところでしょうか。 ユーザの便宜を考えてパッケージを用意なさった方にとっては 残念な結果でしょうが、妥当な判断だと思います。「使えないとき、 デフォルトのパッケージをはずす」よりも「使えないとき、特別な パッケージを入れる」方が自然な気がしますから。 それに、Vine 5.1 のカーネルモジュールにはすでに新しいドライバが 採用されているかもしれませんし。 「無線ネットワークアダプタが使えないときは、新しいドライバが 入っているかもしれないので、kernel-module-compat-wireless パッケージをインストールしてみてください」といった注意書きを、 どこか目につくところに書いておいた方がよいのかもしれません。 リーリースノートはどうでしょう。もっとも、リリースノートと いうのは、ユーザにあまり読んでもらえないものですけれど。 -- 長南洋一