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[VineSeed:17590] Re: upload: apt

  • From: Daisuke SUZUKI <daisuke@xxxxxxxxxxx>
  • Subject: [VineSeed:17590] Re: upload: apt
  • Date: Mon, 18 May 2009 06:28:18 +0900
鈴木です。

On Sun, 17 May 2009 22:58:46 +0900
加藤 雅 <mkato@xxxxxxxxxxxxx> wrote:

> 報告しそびれたのですが、実は、[VineSeed:17584] の馬場崎さんのお話しにも
> 関連するのですが、こちらでも kernel-devel-2.6.27-30vl5 で kernel panick
> を起こし、少し怖くなったので、kernel-devel-2.6.27-31vl5 にアップグレード
> する時、念の為、
>   # ln -s vmlinuz-2.6.27-29vl5 vmlinuz.old.old
> で、もう一つリンクを作り、(System.map、initrd.img も同様にして) 万一の時
> のそちらでの起動に備えていました。
> (結果として 2.6.27-31vl5 での起動は OK だったのですが)

現在、mkinitrd/kernelともにすこしぶれているので、ときどき環境に
よってはブートしなくなります。常に最新のカーネルで試してください。
# kernel-2.6.27-30 は多くの環境でブートしません。
# 今後は mkinitrd/kernel ともに大きな変更はないはずですが。。

> なので、少し気になった /etc/apt.conf の書き方ですが、
> 
> > apt.conf で、
> > RPM::Remove-Old-Kernel:: "false";
> > とすることで、古いカーネルも削除されなくなります。(従来の挙動)
> 
> これは、
> RPM 
> {
>    AutoRebuildDB "false";
>    Remove-Old-Kernel:: "false";  ← ここ
> }
> 
> と書けばいいのですか?
> RPM{} 内にこう書けば、$ apt-config dump で、
>     "RPM::Remove-Old-Kernel::"false";"
> と表示されたので、そうかな?と思ったのですが。
> 
> RPM{} の 外なら、そのまま
> RPM::Remove-Old-Kernel:: "false";
> と書けばいい、という事でよろしいでしょうか?

そうです。どちらでも大丈夫です。
apt.conf の書き方は man apt.conf で確認してください。
apt.conf.d/ に一行書いたファイルをおくのでも大丈夫です。

なお、あまりに古い kernel や kernel-devel を大量に残しておくと
rpmdb が処理できなくなってまともに動かなくなる場合があります。
rpm の設計的な問題が原因ということらしく、治る見込みがありませ
ん。(Vine6以降のrpmではなおるかもしれませんが。。)
のこすパッケージはほどほどにしておくのがいいかと思います。

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Daisuke SUZUKI | daisuke@{linux.or.jp,dicey.org,vinecaves.com}
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