赤星です。査読を受けて、「ファイルの検索マニュアル」の修正を行いました。 # gnome-translation@xxxxxxxxxxx にも CC で送付します。 > <はじめに> > ファイルの検索というアプリケーションを使うと、システム > にあるファイルを検索できます。 > 検索するには、ファイル名かファイル名の一部を入力します。 > また、ワイルドカードを使ってファイル名を絞り込みむこと > もできます。 ワイルドカードは対象を絞り込むよりもむしろ広げてしまうので以下のような文に改 めました。 「ファイルの検索というアプリケーションを使うとシステムにあるファイルを検索でき ます。検索を行うには、ファイル名のすべてか一部を入力してください。必要に応じ、 ワイルドカードも利用可能です。検索対象を絞り込むには、追加の検索オプションを適 用してください。」 # ? は、* に比べる絞り込める感じはしますが。 > - ファイルの検索は、find、grep や locate という UNIX の > - コマンドを利用します。デフォルトでは、基本的な検索の > - 実行時にファイルの検索は、まず locate コマンドを利用して > - から、より遅いが徹底している find コマンドを利用します。 > + ファイルの検索には、find、grep や locate という UNIX の > + コマンドを利用しています。デフォルトでは、高速に検索 > + できる locate コマンドを利用しますが、必要な場合には > + 遅いものの確実に検索できる find コマンドを利用します。 原文を見る限り、find は必ず使われるのではないかと思われます。そのため、次の ように改めました。 「ファイルの検索は、find、grep や locate という UNIX のコマンドを利用します。 デフォルトでは、まず locate コマンドを利用してから、遅いものの確実に検索できる find コマンドを利用します。」 # find を必ず使うのは、locatedb にまだ反映されていないファイルを検索するためで # す。また、grep は、「次の文字列を含む」を利用した場合に使われるのでしょう。 正直言いますと一般ユーザにこんな内部的な情報が必要なのかとも思ったのですが、 後で locatedb が古い場合にどうなるかという話が必要になる関係で触れざるを得なか ったものと推測します。 > 起動方法3つの説明で、「...を選択してください。」と、 > 「次のコマンドを実行してください:」となっている部分は > 「...を選択」と「次のコマンドを実行:」と、体言止めの > 方がアクションだと認識しやすそうかなと。 確かに体言止めの方が良さそうですね。 なお、梅田さんから、メニュー・バーとメイン・メニューの違いが分からないという 指摘を受けまして、それぞれのアンカーに「(GNOME)デスクトップのユーザーガイド」 にある「パネルの使い方」の「いろいろなメニュー」にいう節にリンクを貼るように変 更しました。 > <使い方> > 各省の見出しが「〜には」となっていて冗長な感じがします。 > * 3.1. 検索を実行 > * 3.2. 検索オプションを追加 > * 3.3. 検索を停止 > * 3.4. 表示されたファイルを開く > * 3.5. 表示されたファイルを削除する > * 3.6. 検索結果を保存する > という感じではどうでしょうか。 * 3.1. 検索の実行 * 3.2. 検索オプションの追加 * 3.3. 検索の停止 * 3.4. 表示されたファイルを開く * 3.5. 表示されたファイルの削除 * 3.6. 検索結果の保存 としました。 > あと、"基本的な検索"や"基本検索"と書いてありますが、こう > 書くと対になる表現("高度な検索"とか)が無いとバランスが取れ > なので、英語の表記は別にして、単なる"検索"で良いと思います。 基本的な検索や基本検索の対になっているのは、検索オプションを指定した検索であ ろうと認識しています。ただ、確かに冗長な感じはするので省くようにします。 > もし、ファイルの検索が検索条件に一致するファイルが見つか > らなかった場合は、検索結果のリストボックスに『ファイルが > 見つかりません』と表示されます。 先のメールで書きましたが、アプリケーション名を省いてみました。 「もし、検索条件に一致するファイルが見つからなかった場合は、検索結果のリストボ ックスに『ファイルが見つかりません』と表示されます。」 > - locate コマンドは、ファイルに関する情報を集めたデータベース > - を利用するため、比較的高速です。もし、このデータベースが > - 一週間以上古ければ、ファイルの検索は検索結果が古いことを > - 警告し、素早い検索を無効にするオプションを提供します。 > - このデータベースを更新するには、root ユーザ権限で updatedb > - コマンドを実行してください。 > + locate コマンドは、ファイルに関する情報を集めたデータベース > + を利用するため比較的高速ですが、定期的にデータベースが更新 > + されている必要があります。もし、このデータベースが一週間以上 > + 古い場合は、ファイルの検索は検索結果が古いことを警告し、 > + locate を使った素早い検索を無効にするオプションを提示します。 > + このデータベースを手動で更新したい場合は、root ユーザ権限で > + updatedb コマンドを実行してください。 一部、アプリケーション名を省略し、次のようにしました。 「locate コマンドは、ファイルに関する情報を集めたデータベースを利用するため比 較的高速ですが、定期的にデータベースが更新されている必要があります。もし、この データベースが一週間以上古い場合は、検索結果が古いことを警告し、高速な検索を無 効にするオプションを提供します。このデータベースを手動で更新したい場合、root ユーザ権限で updatedb コマンドを実行してください。」 # 「素早い検索」は、「高速な検索」に改めました。 > <設定> > - ファイルの検索は、その一部の動作を変更できる gconf のキーを > - 提供しています。以下の方法で設定エディタを起動することによって、 > - その設定値を変更できます: > + ファイルの検索には、一部の動作を変更できる gconf のキーが > + 用意されています。以下の方法で設定エディタを起動して、設定値 > + を変更します: 最後の「変更します」を「変更できます」に戻しました。 以上の他、設定について、細かい言い回しを変更しました。 -- Yasumichi Akahoshi GnuPG fingerprint = B948 EA89 41F6 358D F2B4 6A93 A800 3453 63B6 1569