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[vine-users:053531] Re: lookup 1.3 について

  • From: ARAI Shun-ichi <arai@xxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:053531] Re: lookup 1.3 について
  • Date: Fri, 13 Sep 2002 15:33:00 +0900 (JST)
あらいです。

 トラブルは概ね解決しました。後は、複数サーバ対応です。

> > うちでは VinePlus の lookup パッケージが一応使えています。
>  そうですか。少なくとも実績はあるわけですね。

 というわけで、Vine 標準の設定(/etc/skel の下にあるファイル)を使用
したところちゃんと動きました。
 色々調べた結果、load-path に自分のローカルディレクトリが入っていると
だめだということがわかりました。
 見てみたところ、昔使用していた diclookup-mule-2.3.3 というのが残って
いて、それに ndtp.elc というファイルが含まれていました。これが lookup 
のものと衝突していたようです。このファイルを他の場所へ移動したところ、
自前の .emacs で起動した Emacs からも使用できました。

 というわけで、lookup が起動しない件は、load-path にゴミがあったため
と判明しました。

 ちなみに、問題が一つ。
 /usr/share/emacs/20.7/site-lisp/lookup にある .elc ファイルが 
root.root の 660 になっていました。
 lookup をインストールしたときは、sudo で root で apt-get したのです
が、普段 umask が 007 になっているため、インストーラも 007 で動いてし
まったようです。
 普段使用しているアカウントは、root グループに入っているので気付かな
かったのですが、そうでないユーザだとうまく動きません。
 インストールのとき、umask に依存せず .elc のモードを 644 辺りになる
ようにしないとトラブルのもとになりそうな気がします。

>  info は Emacs で読んでいます。

 info の件ですが、ローカルにインストールしたものとパッケージのものの
違いを見ていたら、パッケージの方は .gz になっていました。
 そこで、これを展開してみたところ、文字化けしなくなりました。
 これも Vine 標準の設定では文字化けしないので調べた結果、Vine の 
.emacs.el に以下のような設定がありました。

  (auto-compression-mode t)

 これを自分の .emacs に追加したら、info が文字化けしなくなりました。

> > 今ちょっとためしに次のようにしてみました。
> > 
> >   (setq lookup-search-agents '((ndtp "localhost")
> >                                (ndtp "もうひとつのサーバ")))
> > 
> > これで何とかなるようです。
> 
>  これは私も試してみたのですが、M-x lookup とすると CPU をほぼ 100% 使
> いながらハングアップのような状態になります。^G で戻ってきますが。もち
> ろん、パッケージじゃない方の lookup です。

 この件は、パッケージの lookup を使用しても同じでした。が、調べてみた
ら、「もうひとつのサーバ」だけにしても同じ現象が出ます。
 というわけで、そちらの管理者と相談してみます。

--
新井 俊一 <ARAI Shun-ichi>
arai@xxxxxxxxxxx