花井@京都です. From: Hajime Tanaka <BYH01337@xxxxxxxxxxx> > miboot_installにて > 1. Toast 5 でmiboot_installを起動ディスクになるようCDに焼いたはずな > のですが(単にToastパネルにフォルダの中身をoptionキーを押しながらド Toast のバージョンは4ですか5ですか? 僕は焼く前に「起動可能」をチェックするようにして焼いてます.このメニュー は4と5で出し方が違うと思いましたが,両方ともいろいろ探すとあるはずです. (option キーを押しながらはやったことありませんが,それでもいいのかもし れません).バージョン 5 なら,その他のメニューをクリックしてマックボ リュームを選びますと,Toast のパネルに「選択」のボタンが出てきますので, これを押してボリュームの選択ができます.この時に下の方に起動可能のチェッ クボックスがありますので,これにチェックを入れておきます. でも,miboot_installをデスクトップにマウントした状態ではシステムフォル ダーは blessed になってますか? この状態で,blessed になってないと,起 動可能 cdrom を作るのは難しいと思います.blessed になってないときは, HDD に置いてあるシステムフォルダーと同じで,何度かクリックしてやれば blessed になると思います. > 2. 230MOディスクにmiboot_installの中身をコピーし起動ディスクとして > 設定したところ、画面が正常に表示されません。 > append = "video=ofonly" > append = "video=atyfb" などとして,vmode= を指定してみたらどうでしょうか. 僕の場合(7600/200)は,一度,おっしゃるような画面になったことがありますが, ofonly を指定するだけで正常になりました. > 3. ためしにカーネルをVine26_Defaultにしてみました。具体的には > miboot_install中のLinux Kernelフォルダ内にあったカーネルを削除し、 > VineLinuxPPCのCD中に用意されている三種類のカーネルをコピーして、 > boot.confでimage = Vine26_Defaultとしました。念のためResEditで 前のメールでは,このカーネルを使うと,デバッガーに落ちてしまうのではな かったのですか? > mibootのSTRでもカーネルをVine26_Defaultに指定しておきました。この > 段階ではインストーラが立ち上がる直前まで進んだことを考えますと、 > ramdisk.image.gzを読み込めていると言うことでしょうか。でしたらこ > れから自分の必要なシステムに対応したramdisk.image.gzの作成にとり > かかれそうに思うのですけれど。なお、GUIの画面が現れてキーボード、 > マウス、モニタの設定を行った後、 ここまでいったのなら,ramdisk.image.gz は読み込まれてラムディスクとし てマウントされています. > xmessage > Please wait - Booting into the Linux Installer > というメッセージが表れた時点で進行が止まりました。おそらくインスト > ールに必要なファイル群がMO内にまだ用意されていないからだと考えまし > たが、これ以上は230MOには入り切りません。 これはおかしいです.僕の miboot_install の中にあるものだけで,インストー ラまで立ち上がります.X が立ち上がってませんね.でも,正規の Vine install cdrom なら x installer が正常に立ち上がるのなら,live folder の中身が,(DL 時のエラーなどで)壊れている可能性が高いです. > 4. 1GB HDを調達し、上の段階でMOメディア内に準備されたファイル類を一 > 括してHDにコピーし、さらにそこにVineLinuxPPCのCDからmaps, software, ... > I can't seem to find the live filesystem. Sorry :( ... > と表示され、プロンプトが現れておしまいです。VineLinuxPPC CDをあらか ... > されていたと思いますが、このインストーラに対応するものはおそらく > VineLinuxPPC CDに納められているものを使わなければならないのでしょう。 これは,miboot_install の live folder も Vine2.6 installer cdrom から 取ったものなので,実は同じものです. > そしてそちらはMacから不可視でして簡単にコピーできません。今のところ > 次になにを試すべきかというところで悩んでおります。 この live folder はちょっと厄介です.install cdrom のものは MacOS から は不可視ですが,Linux machine に iso9660 でマウントすれば見えます. それで,Linux 上で,これを tar.gz に固めてから,MacOS 上に持ってきて 展開してやれば(tar.gz は StuffIt で展開できます),エラーが出ますが, 持ってくることができます.この時出るエラーは両方のファイルシステムの違 いに由来する本質的なものなので避けることはできません.まあ,しかし 適切にケアしてやれば,何とか困らない程度に使うことはできます. installer cdrom のものは iso9660 + rockridge extension として焼き込ま れています.これを MacOS の HDD (hfs) に持ってくると,その段階で,一部 のファイル名が hfs の制限のために違う名前になってしまい,installer で 使おうとすると,完全には機能しなくなります.(でも X installer は立ち上 がります).VineSeed のサイトに置いてある live.bin は Mac の hfs HDD 上 で使うことを想定して対策がしてありますので,こちらを使う方が無難です. (この対策以外の点ではほとんど同じものです) とにかく live folder は VinePPC 管理人さんの苦労の跡が忍ばれる,厄介な ものです.これをどう扱うかについて,これ以上は御自分で研究なさって下さい. それと,oldworld 機では,2.4 カーネルは hfs コードにバグがあるため, 使えなかったり,トラブルが起こることが良くありますので,使わない方が無 難です.でも,これは,田中さんの本来の目的である,起動 cdrom を作る という目的には障害とはなりません(多分).インストーラは,cdrom なり hfs HDD 上の live system をマウントする必要がありますが,田中さんの目的で はその必要はないからです. > ・VineLinuxPPCインストールCD内にあるramdisk.image.gzは本来Linux側で > 使用するものなのに、MacOSから白紙でないアイコンで表示されるのはどう > してでしょうか。 これは,単に,.gz の拡張子がついているために,Mac Gzip のアイコンがつ くだけのことで深い意味はありません.ましてや,これを MacOS で用意する ことはできません. > まだ試しておりませんが起動ディスクとしてCDを焼けないでいるのは > Toastでデフォルトの hybrid format を選択しているためでしょうか。 どちらでも起動ディスクにできます.でも,Toast の hybrid format は default の設定では使えません.これは,Toast の default の iso9660 が非常に厳しいもの(オリジナルの規格に忠実)になっているため,このま まつかうと,Linux 側から見たファイル名がめちゃくちゃになります. 焼いたものを Linux 機でマウントしてファイル名を見てもらうと分かると 思います.X が立ち上がらないのはそのためと思います. Toast は Unix との互換性はそれほど考えてません.default の設定から変え ても,unix の rockridge extension にきちんと従うようにはできません. (マニュアルにも,unix との完全な互換性が必要なら,mkisofs を使えと 書いています).hfs format で使う分には非常にいいのですが.