こんばんは、中瀬です。 何か、とても大きな風呂敷を広げてしまったような気もしますが、 手続き自体はそんなに面倒ではないと思います。(^-^) From: "JCS" <takeuchi@xxxxxxxxxx> Subject: [vine-users:060136] Re: 英語でインストールした Vine2.6R1 Date: Sat, 3 May 2003 14:36:39 +0200 Message-ID: <000f01c31170$a53b6b90$0100a8c0@desktop> (snip) > > 英語(en_US)環境をデフォルトにして、必要になったときだけ日本語 > > [表示|入力]をしたいのでしたら、別の対処が必要です。 > > もしこのための対処方法が必要ならば、公開致します。 > これこれです。ぜひ公開してください。 基本的なwork aroundは、 (1) /etc/X11/xinit/xinitrc.d/setimeの編集 (2) aliasの追加 の2点です。 (1) setimeの編集 $ su - # cd /etc/X11/xinit/xinitrc.d/ # vi setime オリジナル: case "$LANG" in ja*) echo -n "Selecting IME ... " >> ${LOG} 修正後: case "$LANG" in ja*|en_US) <=== ここに追加 ^^^^^^ echo -n "Selecting IME ... " >> ${LOG} オリジナルのsetimeをバックアップ(setime~, setime.bak等)しておくな らば別の場所にしておいた方が良さそうです。でないと、結果的にsetime が2回実行されることになりますので。 これは、/etc/X11/xinit/xinitrc.d以下のファイルが、X起動時に全て(無 差別に)実行されるためです。 /etc/X11/xinit/xinitrc.d/setime(vutilsパッケージ)がアップデートさ れると、ここで編集したsetimeが上書きされるので要注意です。 (これがVineのサポート外になる所以です。) (2) aliasの追加 私は、tcshユーザなのでsh系の設定は自信がありませんが、 'alias eng...'の逆をやるだけです。 (sh系) $ alias jp='LANG=ja_JP.eucJP LANGUAGE=ja_JP.eucJP LC_ALL=ja_JP.eucJP' (csh系) % alias jp 'env LANG=ja_JP.eucJP LANGUAGE=ja_JP.eucJP LC_ALL=ja_JP.eucJP' (3) おまけ: lessの設定(必要ならば) (sh系) $ JLESSCHARSET=japanese; export JLESSCHARSET (csh系) % setenv JLESSCHARSET japanese 以上の設定が終わったら、Xを再起動して下さい。 日本語[表示|入力]をしたいときは、例えば、 $ jp sylpheed 等とコマンドラインから起動してやればOKになるはずです。 ただし、アイコン、Dock等、GUIからの起動はうまく行かないようです。 また、mozillaのメニューは日本語のままです。 参考になれば幸いです。 -- [Tomokazu NAKASE] e-Mail: tomokazu@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx Phone: +81-463-58-1211(operator) ex.3689, Fax: +81-463-50-2013 CANGAROO group, Nishijima Lab., Dept. of Phys., Tokai Univ.