長南です。 堀内さんのメールより [vine-users:062042] > > 長南さん(なんと読むのでしょう?) 秘密です(^^) わからない方が、おもしろいでしょう(実は、複数の読み方が あるのです。「みなもと」と「げんじ」みたいなもの)。 > おかげさまで、fontpathとはどんなものか、さわりを理解しましたが、 > もし、よろしければ、75dpi:unscaledなどの、unscaledの意味を教えて下さい。 私もフォントのことはよく知りませんが、こうした場合の scale は「拡大・ 縮小する」ということでしょう。/usr/X11R6/lib/X11/doc/README.fonts の 「2.4 Setting the server's font path」が参考になるかもしれません。 かえって、混乱するかもしれませんが。 > つまり、アプリケーションによっては、日本語を使うときとフィンランド語を > 使うときに毎回、LANGを変えなくてはならないということでしょうか? アプリケーションのリソースファイルをいじることで何とかなるのかも しれませんが、私は具体的な方法を知らないのです。LANG を切り替える 方は、試してみて、一応有効でしたから。 「[vine-users:060126] 英語でインストールした Vine2.6R1」に始まる スレッドに、中瀬さんという方が、英語環境で日本語を使う便利な方法を (LANG を切り替えるやり方です)書いていらっしゃいます([vine-users:060153])。 参考になると思いますので、http://search.luky.org/ で過去ログを調べて みてください。 なお、それには、/etc/X11/xinit/xinitrc.d/setime 中の ja*) を ja*|en_US) にするように書いてありますが、en_US の部分は、当然フィンランドの LANG に なるわけです。fi_FI.ISO-8859-1 ですか。fi_FI* でもたぶん大丈夫でしょう。 ただ、LANG を切り替えるやり方の問題点は、日本語とフィンランド語を 混ぜるのが難しいということです。 ここで、前のメールに話を戻します―― > > > わたくしがおもに使っているソフト:Mozilla,OOorgではウムラウトが > > > 表示されるのですが、 実を言うと、この OOorg や,、後にでてくる Writer というのがわかり ませんでした。Open Office のことなのですね。LANG が ja_JP.eucJP の ままで、ウムラウト文字が入力できたのだとすると、 [vine-users:062008] [vine-users:062009] あたりの谷村さんやシノバーさんの話からして、 Open Office も内部コードにユニコードを使っているのでしょう。 そういうアプリケーションが増えてくると、楽になりますね。 ところで、Writer で文章を書いて保存したとき、独自形式ではなく、テキスト として保存したのでしょうか。そうしたら、文字が化けてしまったのですか。 手元にある Open Office は Ver.1.0 ですが、すこし試してみました。 テキストとして保存しても、フィンランド語だけの文書なら「エンコード されたテキスト」、「文字列」に ISO-8859-1(ISO-8859-15 かも)を選ぶ。 日本語とフィンランド語が混じっているのなら、「文字列」にユニコードの どれかを選ぶ。そして、ファイルを開くときにも、「エンコードされたテキスト」 にし、さらに同じ「文字列」と適当な「既定フォント」「言語」を選んで オープン。化け気味の文字があったら、その部分に適当なフォントを選択して やる。そうすれば、日本語もフィンランド語もちゃんと表示されるのではないで しょうか。 主としてテキストファイルを対象になさるのなら、Emacs を使うことも お考えになった方がよいとおもいます。Emacs なら、多国語をいくらでも 混ぜることができますから(そうらしい)。ただ、ユニコードを使うのなら、 Mule-UCS というパッケージを入れる必要があります。確か、VinePlus の noarch にありました。 -- 長南洋一 cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx