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[vine-users:062189] Re: VineLinux 2.6r1のアンインストール方法

  • From: 長南洋一 <cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:062189] Re: VineLinux 2.6r1のアンインストール方法
  • Date: Tue, 16 Sep 2003 22:12:41 +0900 (JST)
長南です。横合いから失礼。

おおさとさんのメールより [vine-users:062187]
> 
> > >   /sbin/lilo {-u|-U} を実行するか、または、dd でこのファイルを
> > > 書き戻してやることで、MBR に入った LILO をアンインストールする
> > > ことができます。man lilo を参照して下さい。
> > 
> >   いつも、一瞬、それを言おうかと思うのですが...
> > 
> >   でも、これって、一つ前にもどすのですよね。
> 
>   いや? /sbin/lilo をくり返しても、上書きはしないと思いましたが。
>   ちょっと自信がないので、あとで確認しておきます。

/usr/doc/JF/LILO-README.txt.gz にこんなくだりがありました。

  マップインストーラは、ブートセクターを更新するたびに、元のブートセクタ
  ーを /boot/boot.<number> にコピーします。 <number> は、16 進数のデバイ
  ス番号です。そのようなファイルが既に存在する場合は、バックアップコピー
  は取られません……

実際、/boot/boot.0300 が存在する状態で、/sbin/lilo -v をやると、
最後にこんなメッセージが出ます。

  /boot/boot.0300 exists - no backup copy made.
  Writing boot sector.

>   本当は、Windows の MBR は生かしたまま、lilo を /boot 等のパーティ
> ションに入れて、active-partition を lilo の入った partition にする
> のが後腐れがないし、復旧も楽なのでお推めなんですけどね。
>   インストーラの標準メニューおまかせのままではちょっと難しいかも。
>   手順は、
>   インストールのときは、lilo のインストール先として /boot パーティ
> ションを指定し、忘れずに boot FD を作る。
>   1 回目は FD から起動し、fdisk で 'a' active partition を変更する。

この場合、/boot を入れたパーティションを 1024 シリンダー以内に作らない
と、標準の MBR から /boot のブートセクターにある LILO に制御がわたらない
という制限がありましたが、あの制限はもうなくなっているのですか。

# 私も LILO を /boot に入れる方が、すっきりしていて好きです。でも、
# 上の制限がある(あった)ために、Windows 側のパーティションの切り方を
# 考えるのが面倒くさくて、つい Linux を全部後ろの方に入れて、LILO を
# MBR にインストールしてしまいました。

それから、/boot のパーティションは基本領域にした方がよい(と言うか、
わかりやすい)ということも、念のため言っておいた方がよいかも。

-- 
長南洋一
cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx