おおさとです。 > From: 長南洋一 <cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx> > Subject: [vine-users:062189] Re: VineLinux 2.6r1のアンインストール方法 > Date: Tue, 16 Sep 2003 22:12:41 +0900 (JST) > > いや? /sbin/lilo をくり返しても、上書きはしないと思いましたが。 > > ちょっと自信がないので、あとで確認しておきます。 > > /usr/doc/JF/LILO-README.txt.gz にこんなくだりがありました。 > > マップインストーラは、ブートセクターを更新するたびに、元のブートセクタ > ーを /boot/boot.<number> にコピーします。 <number> は、16 進数のデバイ > ス番号です。そのようなファイルが既に存在する場合は、バックアップコピー > は取られません…… ですね。既にある場合は上書きされません。 > > 本当は、Windows の MBR は生かしたまま、lilo を /boot 等のパーティ > > ションに入れて、active-partition を lilo の入った partition にする > > のが後腐れがないし、復旧も楽なのでお推めなんですけどね。 > > インストーラの標準メニューおまかせのままではちょっと難しいかも。 > > 手順は、 > > インストールのときは、lilo のインストール先として /boot パーティ > > ションを指定し、忘れずに boot FD を作る。 > > 1 回目は FD から起動し、fdisk で 'a' active partition を変更する。 > > この場合、/boot を入れたパーティションを 1024 シリンダー以内に作らない > と、標準の MBR から /boot のブートセクターにある LILO に制御がわたらない > という制限がありましたが、あの制限はもうなくなっているのですか。 VMware を手にしてからというもの dual boot と縁が薄くなったので 最近の事情には疎いのですが、LILO に制御を渡すまでは、Microsoft 謹 製の MBR の仕事で、BIOSに依存しているばずなので、期待できないと思 います。 > # 私も LILO を /boot に入れる方が、すっきりしていて好きです。でも、 > # 上の制限がある(あった)ために、Windows 側のパーティションの切り方を > # 考えるのが面倒くさくて、つい Linux を全部後ろの方に入れて、LILO を > # MBR にインストールしてしまいました。 というか、1024 シリンダを超える巨大 C: ドライブが私は気持悪いん です。 もっとも、4〜5 年前ぐらいまでは、メーカー製プリインストール機は 適度なサイズのシステムパーティションを切っているものも多かったので すが、最近ではドカーンと 80GB 単一パーティションとかいうものが殆ん どですね。データ保全という意味では狂気の沙汰としか思えないのです。 んで、会社で購入した Windows マシンは、ユーザに渡す前にパーテショ ンの切り直し、partition magic は必須のツールだったりします。 これを機会に、Windows のパーテション切りについても、すこし意識し て貰えればいいなぁ、という気持があったりします。 > それから、/boot のパーティションは基本領域にした方がよい(と言うか、 > わかりやすい)ということも、念のため言っておいた方がよいかも。 /boot というか、この方式では、Win/DOS 型式の MBR から制御を渡す 必要があるので、lilo のインストール先は基本領域であることが必須条 件です。 別に、/ や /boot パーテションである必要もなくて、適当な基本領域 があればいいわけです。可能であれば、HDD の先頭の 1 シリンダをリザー ブしておくようなこともよくやりました。 もちろん、Windows のシステムパーテションは使うわけにいきませんが、 拡張パーティション(これは広義の基本パーティションです)を使うという ワザがあります。これは昔、linux-users で指摘されたのですが、 http://search.luky.org/linux-users.4/msg00091.html 目から鱗でした。 -- kazz@xxxxxxxxxxxxxx / 大里和朗