vine-users ML アーカイブ



[vine-users:065859] Re: PPC Seed 化について(Was Re: イン

  • From: Shunta Susuki <shunta@xxxxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:065859] Re: PPC Seed 化について(Was Re: イン
  • Date: Thu, 20 May 2004 01:34:28 +0900
ついに成功しました!
今、私の手元にはVineSeedPPCが動くiBookがあります。
環境整備に時間はかかると思いますが、まずはありがとうございました。

On 2004/05/19, at 15:29, hermitage wrote:
まず、VinePPC2.6 のインストールCDで普通に installを済ませ
ネットワークの設定を済ませ、apt-line を Seedにしました
DL速度としては、不十分ですがこちらを使ってみました。
ftp://core.ring.gr.jp/pub/linux/Vine

私は、ftp://ftp.jaist.ac.jp/やftp://ftp.kddilabs.jp/を使って試していました。
このサイト名は、/etc/apt/sources.listファイルに記載されていないものですね。これを記載してから、

#apt-get update
#apt-get dist-upgrade
を行いました。予想通り、ダウンロード終了後にインストール作業はパッケージの依存関係から異常停止しました。

#cd /var/cache/apt/apt/archives
#rpm -Uvh --force --nodeps *.rpm
私もこれは前に何度も試していたのですが、私は
rpm -Uvh --nodeps *.rpm
で行っていました。--forceが抜けていました。

以前の失敗は、ここでのインストール途中での異常停止からrpmが全く使えなくなって万事休すといった感じでした。

今回はご指示の方法で見事にここをインストール正常終了で無事クリアできました。無事だったのは、ここのサイトのファイル構成が偶然無事だったの か、--forceの付け忘れだけの問題だったのか、わかりません。
しかし、速攻でこのサイトから/VineSeed/ppc以下をダウンロードしておきました。(あとでネットワークインストールを試す為です)

#apt-get -f install
この段階で、gnome-game-develに関するエラーが出たためこれを削除。さらにgnome-printが重複インストールとなっていた為、 古いバージョンを明示してrpm -eで削除しました。

#apt-get dist-upgradeとして、大まかに依存関係の修正を apt におまかせしました。場合によっては、 rpmのデータベースが壊れてしまった場合は
;; #rpm --rebuildb が必要かもしれません。
rpm --rebuilddbはapt-get -f installする前に行いました。
rpm --rebuilddbが無事に終了した時は万歳を叫びました。

#cd /var/cache/apt/apt/archives
#apt-get autoclean
#rpm -ivh --force --nodeps *.rpm
この、autocleanも意外でした。これは試したことが無く、重複してインストールされてしまったバージョンの解決に役立つとはつゆ知りませんでし た。(恥)

これで、一応 X は動くようになりました。
ここでもう一つオチが。setupでX-WINDOWをいくら設定しても正しく起動できず、/etc/X11の中をみて、XF86Config -4.rpmsaveをXF86Config-4に変更して試してもやはり駄目。しまいにインターネットから探し出したXF86Config-4ファイ ルを入れても駄目。頭を抱えていましたが、よく見ると何をやってもエラーメッセージが一緒。

まさかと思い、調べたところSeedからXorgになっているのでxorg.confに設定しなければならないことがわかりました。

意気揚々と、find / -name xorg.conf -printしてみたところが、ない!どこにも存在しないのです。ひょっとしてxorg.conf.rpmnewだろうかと探しましたがやはりなし。

/usr/X11R6/lib/X11の中を調べていて気づきました。VineSeedでの設定ファイルは、/etc/X11/XF86Config -4ではなくXF86Configなのです。試しにXF86Config-4.rpmsaveをXF86Configに直してみたところ、無事X- WINDOWが起動しました。

知っている方であれば『馬鹿か?』と言われそうですが、こんなことぐらいは自力で問題解決ができてうれしかったです。

目立ったところは、aRts 関連の セグメンテーションフォルトです
alsaの設定が良く分からないので放置しています。
起動時にはOKなのに終了時にはなぜかエラーになる、automounterとFAM以外は無事に動いているようです。ですがやはり音は出ません。
でもいいのです、環境は徐々に整備していけますし、なによりSeed化したお陰でOpenOfficeも使えます。

お陰でVinePPCのネットワークインストールの方法もわかりました。本当に、本当にありがとうございました。

追記
こんなレベルの私でも、VinePPCでお手伝いできることはあるのでしょうか?
--
須々木俊太