皆様ありがとうございます。いま帰りました。 早速実験してみたので報告します。 結論から申しますと、結局私が『解決』と考えていた条件でないとGripは動作し ませんでした。これはもう、私の使っているPC個体の問題かもしれません。 皆さんと私の環境の違いで言うと、インストールの際TEXT->Englishモードでの インストールであったこととPC個体の問題以外に原因が思い付きません。 実は、KDM->KDE環境だと/dev/dspのパーミッションの問題で音が出ないというこ ともありましたので、/dev以下にインストールの際問題でもあったのでしょう か?もちろん当てずっぽうな推量に過ぎませんが、、、。 Kenzi NOIKE wrote: > 須々木さんのところは,解決したようですが,たぶん,本質的な > 解決方法ではないような気がしますので,補足します. > 「ide-scsi を外す」というのは,関係がないような気がします. > ほかにいじったところは,本当にないのでしょうか. > そのドライブは cdparanoia にとって, > SCSI エミュレーションだとリッピングできなくて, > 素の IDE だとリッピングできる, > ということでしょうか. 結論から申しますと、その通りです。原因は『さっぱりわからない』としか申し 上げようがないのですが、、、。 今回、試したことは、 Masa Takahashi wrote: > これは、Gripの設定の問題でしょう(たぶん) > 本来ならSCSIエミュレーションを行なっているのだから、Gripではドライブの > 指定を/dev/sd? とすべき所を(おそらく)/dev/hd? と指定しているのでは無い > でしょうか? > 須々木さん とのことで、思い当たることがあり、hdc=ide-scsiを付けて起動してみました。 結果としてCDドライブは/dev/scd0になっていました。 さらに/dev/cdromをls -lしてみたところ lrwxrwxrwx 1 root root 8 Sep 8 16:55 cdrom -> /dev/scd0 になっておりました。 これを確認した後、Gripでリッピングしたところ、やはりCPU 0で成功しませ ん。試しにGripの設定を/dev/scd0にしてみたのですが、やはりダメでした。 Masaki SHINOMIYA wrote: > 問題が切り分けされてないように思います。 > 「Gripで切出し&エンコードできず」とのことですが、 > 切出しに問題があるのか、エンコードに問題があるのか? > 切り出しのみやってみて wavファイルができてますか? /home/hoge/mp3内に楽曲名の.mpuファイルはあります。そしてアーティスト名の ディレクトリの中に楽曲名のディレクトリが生成されていますが、中身は空っぽ です。ちなみに、『wavファイルを削除する』の設定を外してもwavファイルは生 成されません。エンコーダを切替えてもステータスを見ると同じエラーですので 切出し段階でダメになっているように思えます。 > ide-scsiを使った場合に問題が起こるのは、 > /dev/sg? のパーミッションの問題ではないかと思います。 > この解決法は > (1) ide-scsiを使わない 現在はこれでうまく動いています。 > (2) /dev/sg?のパーミッションを666にする。 再起動するとなぜか600に戻っています。 > (3) /dev/sg?のパーミッションを660にしたうえでユーザーをdiskグループに入れる。 これは試していません。下記pam機構を使う方が魅力的に思えましたので。 > (4) pam機構を使う。←これが私のお奨めです。 > いったんログアウトし、ふたたびログインすると /dev/sg* の所有者が > コンソールにログインしたユーザーになっているはず。 うまくゆきました。/dev/scd0は見事にログインユーザーが管理者となりまし た。しかしこの状態でGripを使ってもやはり切出しはうまくゆきませんでした。 わたしはてっきりGripの設定変更でうまくゆくと確信していたので、この結果は 正直意外でした。とにかくide-scsiを使うとだめで、/dev/cdromではなく直接 /dev/scd0を選んでもダメなのは驚きでした。 現在は、hdc=ide-scsiを切った状態で使っています。ドライブの問題なのか、PC の仕様の問題なのか、私にはわかりません。 しかしながら、結果としてide-scsiを使うとGrip(cdparanoia?)が使えないこと は間違いありません。この部分のメンテナンスをされている方々には申し訳ない のですが、事実は事実として御報告申し上げます。 追記 もし、まだ試すべきことがありましたらご指示下さい。 -- 須々木俊太