投稿者の大坪です。 > ---- > > ■動作状況 > ・今のところ、大きな問題なく動いているようです。細かい挙動などは後述。 > ・普段の手間としては、毎朝ログイン時のパスワード入力が通常より1回増える程度です。 > > ■テスト環境 > ・ノートPC(Let's Note R1) > ・Vine 2.6 > ・encfs-1.1.9-1, fuse-1.4-6, rlog-1.3.4-1 > ・~/ の数個のサブディレクトリを暗号化して試しています。 > ・暗号化ディレクトリの現状の規模は、サイズ 500MB 程度、ファイル数 6500個程度。 > 毎日使っていますが、それほど負荷はかけていません(mozilla, vmware 程度)。 > > ■使用方法 > ・導入 > encfs, fuse, rlog の (s)rpm を インストール。 > # 白鳥さんも挙げられたページからたどって get。 > # fuse は kernel バージョンに依存するので、srpm の再構築が必要。 > > ・一番簡単な実行方法 > % encfs ~/encrypted_data_dir ~/mount_point # (初期設定 &)マウント > % ... # ~/mount_point 以下を読み書き > % fusermount -u ~/mount_point # アンマウント > > ・普段使い用の設定として私がやっていること > # パスワードの扱いや ~/ 全体の暗号化など、いいやり方あればご教授ください > 暗号化して使うサブディレクトリをあらかじめ ~/mount_point/ に集めておき、 > % encfs ~/encrypted_data_dir ~/mount_point > % mv a b c ~/mount_point/ > % ln -s ~/mount_point/{a,b,c} ./ > 起動(終了)スクリプト類から必要に応じ ~/mount_point を(アン)マウント。 > > ■挙動その他 > ・~/encrypted_data_dir を移動・~/mount_point を変更しても問題なく読み書き > できています。ファイルシステムを超えた移動なども OK です。 > ・symbolic link は、~/mount_point/ の内外を問わず使えます。 > ・fuse のバージョンを変えると読み書きできないようです。 > # encfs のバージョン変更もダメだった気がしますが、、忘れました。 > ・fuse が kernel 依存のため、kernel の更新は少しやりにくくなります。 > ・~/mount_point/ 以下には、自分以外は(rootも)アクセスできません。 > ・~/encrypted_data_dir/ 以下へのアクセスはパーミッションどおりです。 > ・ログアウトしても、指定しない限りアンマウントされません。 > ・マウント1回ごとに、パスワードが必要 & encfs プロセスが3個常駐するようです。 > ・emacs では ~/mount_point/ 以下の read only ファイルに書き込めてしまいます。 > # emacs 側の問題かもしれませんが、今のところこれが唯一の挙動不審点。 > # .emacs の応急処置で回避中。vi では問題なし。 > > ---- 牧本さん、encfsの動作状況を御報告して頂き有難うございます。 私はこの報告を読んでも分かりませんが、encfsはdirectory毎に暗号化できるみたい なので、あまり重要でないdirectoryを暗号化し、またこのencfsで暗号化された部分を 有するハードデスクを換装出来るか、一度暇なときに試してみたいと思います。