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[vine-users:072825] Re: liloの 起動背景の変更

  • From: yoshinobu syouzi <yoshino@xxxxxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:072825] Re: liloの 起動背景の変更
  • Date: Sun, 11 Sep 2005 06:02:44 +0900
こんにちは、よしのぶです。

尹@長崎さんのメールより [vine-users:072821]:

> liloが起動したさいに出る /boot/messages で指定されている背景画像を変更し
> てみたいのですが、画像ファイルの加工のしかたが判りません。
> 以前投稿された[vine-users:061171] からリンクをたどってみて、減色して
> pcx形式に変換まではできたのですがmklilomsgがなくてうまくいきません。

最近のliloは、pcx形式ではなくなっています。

まず、使用したい画像を128色インデックスカラー非圧縮bmp形式で用意します。
GIMPなどで条件をそろえて下さい。インデックスカラーの128色は128色です。

で、lilo-bmp2mdkを以下のような感じで実行し、目的のlilo.msgを作ります。
lilo-bmp2mdkはliloに同梱されています。

$ lilo-bmp2mdk mode:0x101 timer:y,x,C1,C2, entry:y,x,c1,c2,h_size,w_size <image.bmp >lilo.msg

modeはVESAのmodeで、0x101が640x480、0x103が800x600、0x105が1024x768です。
entryは、boot時のメニュー、timerはtimerに関する指定です。y,xは単純に座標です。
座標のあとに続いているのはフォントカラー、C1,c1がバックグランド、C2,c2がフォア
グランドです。各々の値は、使いたい色のインデックスカラーの値に64を加算した値を
指定します。h_size,w_sizeはフォントのサイズだそうですが、ちょっとやった感じでは
反映しないようです。ただし、省略すると表示がダブるので適当な値を入れて下さい。

具体例としては、以下のようになります。

$ lilo-bmp2mdk mode:0x101 timer:200,200,70,65, entry:100,100,70,65,36,72 <image.bmp >lilo.msg

できあがったら、そのファイルをlilo.confのmessageオプションに指定して、liloを
再インストールしてください。

とりあえず簡単にはこんな感じです。詳細に関しては適当にぐぐってください。

-- 
よしのぶ
yoshino@xxxxxxxxxxxxxx