馬場崎です。 ATIのチップの技術的な系統(図)に詳しくないので、すっきりとは 答えられませんが……。 > ビデオの方についてもう少し教えてください. ...中略... > class: VIDEO > bus: PCI > detached: 0 > device: fb0 > driver: unknown > desc: "ATI Technologies Inc Unknown device 7942" > vendorId: 1002 > deviceId: 7942 > subVendorId: 1033 > subDeviceId: 8815 > pciType: 1 > pcidom: 0 > pcibus: 1 > pcidev: 5 > pcifn: 0 > - これはこの言葉通りになります。シンプルに答えれば 「ビデオチップという事は分かるけれど知らない部品」 という事をシステムが記録していると読み取れます。 もう消してしまったので手元にありませんが、僕のX200Mチップで Vine3.2の時も、このように Unknown と認識されていたように思います。 それで手間と成果を秤にかけて、X の vesaドライバで動かしました。 (モジュール関係のコマンド、lsmod とか depmod とか insmod なんかを 駆使して試行錯誤してみましたが、Vine標準環境では結局上手くいき ませんでした。他にも agpgart がKernel2.4では上手く入らなくて……) 二つの方法が選べると思います。現状で、例えば起動時に vga=0x314 などの カーネルパラメーターを渡してVGA画面に行けるなら、Xでもフレームバッファ か vesa ドライバで動作させられると思います。 ※この時、Xの設定(xorg.conf)はシンプルな方が良いです。あくまでも可能性 ですけれど、マウス等(タッチパッド)の他のデバイス、他のXドライバ、 なんかがエラーを起こしていてXが起動しないケースがノート型だとあり得ます。 起動しない時に必ず /var/log/Xorg.0.log を見て、エラー行を見るようにして、 間違い無くビデオドライバがエラーを起こしている事を確認する事をお薦めします ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ もう一つは環境を整えてATI.AMDのドライバセットを使うことです。敷居は高めに なりますが、必要なカーネルモジュールもビルドされますので、手順通りなら 「動くはず」です。ネットワークが使えるようになっているのでしたら、開発環境、 Xのdevelパッケージ、カーネルのdevelパッケージ、カーネルソース、この辺りを APTコマンドで入手して準備を整えます。コンソールブラウザでダウンロードするか、 別マシンで入手した ATI.AMD のファイルをUSBディスク経由か何かでマシンに移し、 実行します。環境とファイルが足りていればエラー無しで終了しますので、 /etc/xorg.conf を付属ツール aticonfig で書き換え、一応確認し、それから Xをスタートしてみます。 (用心のためにはコンソールモードで一度再起動するべきかもしれません) ……といった所です。個人的には vesaドライバ動作の検証がお薦めです。 (前回のxorg.confは参考物ですので、まず普通の状態でお試し下さい) (以下余談) X1250はX1200シリーズの一つ、でもマザーボードチップ、みたいなプロダクトで あるように読みました。ちょっと大変かもしれません。 僕が今使っているRadeon9250PCIは、9200シリーズなんだけれどXドライバの対応は 遅くて、しかもATIのドライバからは「サードパーティの基板だね?」と言われて しまいます。カーネルもXドライバも間違い無かったけれど、xorg.confを適切に 書く事が難しくて長い事「画面真っ黒」でした。 頻繁に /var/log/Xorg.0.log を除くので、とうとうシンボリックリンクを作って しまったほどです。(笑) -- __/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/ ZON or MaruArt. >> Babasaki Seiichirou (Jap) E-Mail mindgear@xxxxxxxxxxxx Nokia N800 zon@xxxxxxxxxxxx __/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/__/