長南さん、こんにちは。tasiroです。 まさにそのとおりです。このメールを見る前に 書いて送ってしまいました。本当にありがとうございます。 とても助かります。 やってみます。 --- 長南洋一 <cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx> wrote: > 長南です。 > > 今ごろになって、心配になってきました。 > メールは Windows > から出していらっしゃるのでしょう。御自分のことを > 「初心者」とおっしゃっていましたから、もしかすると > /var/log/Xorg.0.log > のようなファイルをメールに添付するのに、どうやって > Windows 側に > 持っていったらよいのか、困っていらしゃるのではないでし ょうか。 > X のファイルマネージャは使えないわけだし。 > > お節介かもしれませんが、USB > メモリやフロッピーディスクをコマンド > ラインから利用する方法を説明しておきます。 > > # その前に、/var/log/Xorg.0.log や > /etc/X11/xorg.conf を Linux で > # > 読む方法ですが、こうしたファイルはテキストファイルです から、 > # cat、more、less > などを使います。長いファイルの場合は、less が > # 便利でしょう。Space バーで次のページ、q > キーで終了です。 > # まあ、そこまで Linux > を御存じないわけではないでしょうが。 > > まず、fat 形式でフォーマットした USB > メモリやフロッピーを用意します。 > これは重要です。ntfs > フォーマットでは新しいファイルをコピーできない > といった問題が生じます。 > > USB > メモリなり、フロッピーディスクなりを挿入します。続いて 、 > メディアのマウントです。Gnome > が動いていれば、自動でマウントして > くれますが、runlevel 3 > (つまり、テキストログイン)の場合は、 > Gnome どころか X > も動いていないので、手動でマウントします。ここでは > gnome-mount > というコマンドを使用します(ほかにもコマンドはあります が、 > pmount > はまだインストールされていないでしょうし、昔ながらの > mount は > ちょっと使用法が複雑ですから)。 > > フロッピーについては、Vine > 公式サイトのマニュアルに書いてありますから、 > そちらを見てください。USB > メモリについてのみ説明します。 > > http://vinelinux.org/manuals/server-1-2.html > > USB > メモリを挿入して、ちょっと待っていると、コンソールに情 報が > ずらずらと表示されます(表示が止まったら、リターンキー を押せば、 > コマンドプロンプトが戻ります)。それで USB > メモリのデバイスファイルが > だいだい推測できるのですが、念のため dmesg > を実行して、確かめます。 > うちの場合だと、最後の方に USB > メモリの情報がこんなふうに出て > います(上の方も読みたければ、dmesg | > lessと打ち込みます)。 > > $ dmesg ( $ > はコマンドプロンプト。打ち込むのは dmesg だけ) > ---- (省略) ---- > Initializing USB Mass Storage driver... > scsi2 : SCSI emulation for USB Mass Storage > devices > usb-storage: device found at 3 > usb-storage: waiting for device to settle before > scanning > usbcore: registered new driver usb-storage > USB Mass Storage support registered. > Vendor: I-O DATA Model: USB Flash Disk Rev: > A4 > Type: Direct-Access ANSI > SCSI revision: 02 > ---- (中略) ---- > SCSI device sdb: 512000 512-byte hdwr sectors (262 > MB) > sdb: Write Protect is off > sdb: Mode Sense: 00 00 00 00 > sdb: assuming drive cache: write through > sdb: sdb1 > ---- (以下略) ---- > > この場合、引用した最後の行に sdb1 > とありますから、デバイスファイルは > /dev/sdb1 です。 > > gnome-mount を使って USB > メモリをマウントします。一般にマウントは > root ユーザで行うものですが、gnome-mount (や > pmount)を利用する場合は、 > 一般ユーザでも実行することができます(gnome-mount > --help で簡単な > 使用法が出ます)。 > > $ gnome-mount -t -d /dev/sdb1 > gnome-mount 0.4 > X display not available - using text-based > operation. > Mounted /dev/sdb1 at "/media/MY USB DISK" > > メッセージによると、USB メモリが "/media/MY USB > DISK" ディレクトリ > (マウントポイント)にマウントされました。一応 ls > で確認します。 > > $ ls -ld "/media/MY USB DISK" > drwxr-xr-x 12 cyoichi root 16384 1月 1日 1970 > /media/MY USB DISK/ > > ディレクトリの所有者が今実行しているユーザに、所有者の( つまり一番 > 最初の)パーミッションが rwx > になっていることを確かめてください。 > さもないと、書き込めませんから。 > > 今度はコピーです。 > > $ cp /var/log/Xorg.0.log "/media/MY USB DISK" > > これで USB メモリの最上位ディレクトリに Xorg.0.log > がコピーされます。 > ディレクトリ名に空白があるので、引用符で囲っていること に注意。 > > 念のためコピーできたことを確認。 > > $ ls -l "/media/MY USB DISK" > > 最後に USB メモリを gnome-umount > でアンマウントします。 > > $ gnome-umount -t -d /dev/sdb1 > > USB > メモリを抜く前にアンマウントすることをお忘れなく。 > > あとは、USB メモリを Windows から利用するだけ。 > もっと複雑なことをなさりたいときは、適当に応用してくだ さい。 > > -- > 長南洋一 > > -------------------------------------- Easy + Joy + Powerful = Yahoo! Bookmarks x Toolbar http://pr.mail.yahoo.co.jp/toolbar/