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[vine-users:077722] Re: ビデオ の問題で再起動Xが動きま せん。

  • From: tasiro taisei <greenapplegarden04@xxxxxxxxxxx>
  • Subject: [vine-users:077722] Re: ビデオ の問題で再起動Xが動きま せん。
  • Date: Fri, 26 Oct 2007 13:26:23 +0900 (JST)
長南さん、こんにちは。tasiroです。
まさにそのとおりです。このメールを見る前に
書いて送ってしまいました。本当にありがとうございます。
とても助かります。
 やってみます。

--- 長南洋一 <cyoichi@xxxxxxxxxxxxxxx> wrote:

> 長南です。
> 
> 今ごろになって、心配になってきました。
> メールは Windows
> から出していらっしゃるのでしょう。御自分のことを
> 「初心者」とおっしゃっていましたから、もしかすると
> /var/log/Xorg.0.log
> のようなファイルをメールに添付するのに、どうやって
> Windows 側に
> 持っていったらよいのか、困っていらしゃるのではないでし
ょうか。
> X のファイルマネージャは使えないわけだし。
> 
> お節介かもしれませんが、USB
> メモリやフロッピーディスクをコマンド
> ラインから利用する方法を説明しておきます。
> 
> # その前に、/var/log/Xorg.0.log や
> /etc/X11/xorg.conf を Linux で
> #
> 読む方法ですが、こうしたファイルはテキストファイルです
から、
> # cat、more、less
> などを使います。長いファイルの場合は、less が
> # 便利でしょう。Space バーで次のページ、q
> キーで終了です。
> # まあ、そこまで Linux
> を御存じないわけではないでしょうが。
> 
> まず、fat 形式でフォーマットした USB
> メモリやフロッピーを用意します。
> これは重要です。ntfs
> フォーマットでは新しいファイルをコピーできない
> といった問題が生じます。
> 
> USB
> メモリなり、フロッピーディスクなりを挿入します。続いて
、
> メディアのマウントです。Gnome
> が動いていれば、自動でマウントして
> くれますが、runlevel 3
> (つまり、テキストログイン)の場合は、
> Gnome どころか X
> も動いていないので、手動でマウントします。ここでは
> gnome-mount
> というコマンドを使用します(ほかにもコマンドはあります
が、
> pmount
> はまだインストールされていないでしょうし、昔ながらの
> mount は
> ちょっと使用法が複雑ですから)。
> 
> フロッピーについては、Vine
> 公式サイトのマニュアルに書いてありますから、
> そちらを見てください。USB
> メモリについてのみ説明します。
> 
>   http://vinelinux.org/manuals/server-1-2.html
> 
> USB
> メモリを挿入して、ちょっと待っていると、コンソールに情
報が
> ずらずらと表示されます(表示が止まったら、リターンキー
を押せば、
> コマンドプロンプトが戻ります)。それで USB
> メモリのデバイスファイルが
> だいだい推測できるのですが、念のため dmesg
> を実行して、確かめます。
> うちの場合だと、最後の方に USB
> メモリの情報がこんなふうに出て
> います(上の方も読みたければ、dmesg |
> lessと打ち込みます)。
> 
>   $ dmesg        ( $
> はコマンドプロンプト。打ち込むのは dmesg だけ)
>      ---- (省略) ----
>   Initializing USB Mass Storage driver...
>   scsi2 : SCSI emulation for USB Mass Storage
> devices
>   usb-storage: device found at 3
>   usb-storage: waiting for device to settle before
> scanning
>   usbcore: registered new driver usb-storage
>   USB Mass Storage support registered.
>     Vendor: I-O DATA  Model: USB Flash Disk    Rev:
> A4  
>     Type:   Direct-Access                      ANSI
> SCSI revision: 02
>       ---- (中略) ----
>   SCSI device sdb: 512000 512-byte hdwr sectors (262
> MB)
>   sdb: Write Protect is off
>   sdb: Mode Sense: 00 00 00 00
>   sdb: assuming drive cache: write through
>    sdb: sdb1
>      ---- (以下略) ----
> 
> この場合、引用した最後の行に sdb1
> とありますから、デバイスファイルは
> /dev/sdb1 です。
> 
> gnome-mount を使って USB
> メモリをマウントします。一般にマウントは
> root ユーザで行うものですが、gnome-mount (や
> pmount)を利用する場合は、
> 一般ユーザでも実行することができます(gnome-mount
> --help で簡単な
> 使用法が出ます)。
> 
>   $ gnome-mount -t -d /dev/sdb1
>   gnome-mount 0.4
>   X display not available - using text-based
> operation.
>   Mounted /dev/sdb1 at "/media/MY USB DISK"
> 
> メッセージによると、USB メモリが "/media/MY USB
> DISK" ディレクトリ
> (マウントポイント)にマウントされました。一応 ls
> で確認します。
> 
>   $ ls -ld "/media/MY USB DISK"
>   drwxr-xr-x 12 cyoichi root 16384  1月 1日  1970
> /media/MY USB DISK/
> 
> ディレクトリの所有者が今実行しているユーザに、所有者の(
つまり一番
> 最初の)パーミッションが rwx
> になっていることを確かめてください。
> さもないと、書き込めませんから。
> 
> 今度はコピーです。
> 
>   $ cp /var/log/Xorg.0.log "/media/MY USB DISK"
> 
> これで USB メモリの最上位ディレクトリに Xorg.0.log
> がコピーされます。
> ディレクトリ名に空白があるので、引用符で囲っていること
に注意。
> 
> 念のためコピーできたことを確認。
> 
>   $ ls -l "/media/MY USB DISK"
> 
> 最後に USB メモリを gnome-umount
> でアンマウントします。
> 
>   $ gnome-umount -t -d /dev/sdb1
> 
> USB
> メモリを抜く前にアンマウントすることをお忘れなく。
> 
> あとは、USB メモリを Windows から利用するだけ。
> もっと複雑なことをなさりたいときは、適当に応用してくだ
さい。
> 
> -- 
> 長南洋一
> 
> 


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