加藤(大阪)です。 Sat, 1 Mar 2008 00:14:57 +0900 付 SKNさんのメールより: > メッセンジャーソフト(pidgin)を、ソースコードからビルドして > Vine Linuxで使用できるようにパッケージングする方法を知りたいです。 pidgin = Gaim の新バージョンのようですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/Pidgin > Pidginのサイト( http://pidgin.im/ )からダウンロードできるソースコード(Ver > 2.3.1)を取得し > コードを編集してビルドを行い、Vine Linuxに則した形でパッケージングすれば使える・・ > ・ > とのことを、ネット上で教えてもらいました。 > > 一応、ソースコードを取得し、必要箇所を変更まで行いました。 > ※ 変更箇所はこちら(Pidginサイト内のページ)を参照しています。 > http://developer.pidgin.im/attachment/ticket/4921/yahoojp_msgr.patch > > あとは、これをビルドして、パッケージングすれば良いという認識でいますが > 肝心の“ビルドして、パッケージングする”方法が判らず、質問させていただきました。 一般にビルド/インストールの方法は、ソース tar ball 付属のドキュメント "README" や "INSTALL" 等というま前のファイルに書いてあります。 pidgin-2.3.1 の場合、"INSTALL" にその方法が書いて有るようですね。 ここではもっとも一般的な、 $ tar jxvf pidgin-2.3.1.tar.bz2 $ cd pidgin-2.3.1 --- ここでソースの修正 $ ./configure $ make $ su # make install で大丈夫みたいです。 ただ、SKNさんの環境次第では、./configure か make の段階でエラーが出る かも知れません。そういう場合は、エラーメッセージを参考に、開発パッケージ を追加インストールすればいいでしょう。(最終的にインストール可能なのは、 自分の方では確認済みなので、頑張れば大丈夫です) 前述 "INSTALL" には、アンインストールの方法も書いてありますから、まずは 上の方法を試してみてください。 # パッケージは単に、ディストリビュージョンに合わせて、設定(./configure)/ # ビルド(make)/インストール(make install)/アンインストール(make uninstall) # を手続き化し、一まとめのファイルにする仕組みですから、ここまでがうまく # 行かない場合は、パッケージングは不可能です。 ここまでがうまく行けば、あとは、パッケージング作業の前に、以下のような事 も試して下さい。 ./configure --help を実行し、環境を参照しながら希望する設定オプションを チョイスします(最低でも `--prefix=/usr' は必要なオプションになるでしょ う)。同様に、必要なら make のオプションも選び出し、再度ビルド/インストー ルを実行します。 希望する実行ファイルが出来上がったら、しちさんが述べられている資料を参考 に、パッケージングにも挑戦してみてください。 -- 加藤 雅 <mkato@xxxxxxxxxxxxx> http://add10.hp.infoseek.co.jp/rox/ http://www2.odn.ne.jp/add10/fluxbox/